“運がよかったのは、他人のおかげ”というルール。

「1行の成功法則」竹村健一著より。
たまに、うまくいくことが続くことがある。そんな時は、すべて自分の実力で成功していると思いがちだ。
まあ、何割かは自分の実力もあったのだろうが、実際は周囲の人の協力や時の運によるところが大きいようだ。
周囲の協力を忘れてはいけないときことだった。ある意味感謝の気持ちを忘れないことだった。
竹村氏は面白いことを言っていた。それは、二人のかみさんに感謝し続けてきたことだった。その二つとは、神様と妻のことだった。なるほどと思えた次第。

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ちょっと頭を使えば、贈り物はユニークで心のこもったものになる。
「1行の成功法則」竹村健一著より。
ここでの、タイトルは、“気を使わずに頭を使え”だった。贈り物をするときに、たとえ気を使ったとしても、頭を使わなければ、気の利いたものを贈ることはできない。
単にパターンで贈っても、気持ちは通じないだろう。相手を嬉しくさせるものは何かを考える必要があるのだ。
竹村氏は、ものを贈る時は、自分が心から贈りたいときに限っているそうだ。そして、自分の頭で考えた最高のものを贈っていた。
それは値段ではなく、珍しいもの、日本ではお目にかかれないものだったりするそうだ。それには、ふだんからいろいろなものを観察しておく必要があるのだった。
まず、自分が面白がれるものでなければ、相手だって関心を持たないであろうな。これもふだんからの準備がものを言うのだろう。

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他人とのつきあいは、自分の眼力、自分の責任においてやるもの・・・
「1行の成功法則」竹村健一著より。
この意味するところは、他人の噂や世間の評判だけで判断してしまうのは、間違いだということだった。あくまで、自分がどう感じるかを信じるべきだったのだ。
しばしば、人のうわさが好きな人間は、自分の思いこみで聞きかじったことを言ってしまうことがある。それを聞いた人は真に受けることもある。
しかし、それはかなりのガセネタであることのほうが多い。結局損をするのは、それを信じてしまった人になる。
ここでの、タイトルは、“自分のフィルター”でものを見よ、だった。これを肝に銘じたいものだ。噂話だけで、左右されないようにしたいもの。

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「テイク・アンド・ギブ」ではなく「ギブ・アンド・テイク」を。
「1行の成功法則」竹村健一著より。
竹村氏は、人に何かをすることはあっても、人から一方的に何かをしてもらったことはないという。まず最初にあるのは、“ギブ”だったのだ。
しかし、実際は先にテイクがあって、そのあとにギブがくることがあるようだ。それは他人頼みであって、それではうまくいかないようだ。
このギブ・アンド・テイクでも同じようなものをやり取りしていても、あまり意味がなかった。相手が持ってきたものと、違うものを、自分ならではのフィールドからくり出すことだった。
ここでの最後には、「自分をかえりみて、誰にどんなギブが足りてないですか?」という質問があった。これから考えねばならないかな・・・

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福田さん推薦の食べ方は、ごまかしとゴマすりだ。
朝日新聞土曜版」2013.12.7付けより。
この福田さんとは、ゴマ科学学会前会長のことだった。これは「元気のひけつ」というコラムの中でのフレーズだった。ゴマは健康にいいらしいということはどこかで聞いたことはあったが、いったい何がどのようにいいのかまでは知らなかった。
ゴマの5割が脂質で、その80%がリノール酸オレイン酸で体に必要な油だった。注目すべきは、ゴマリグナンという成分で、体を傷つける活性酸素を抑える抗酸化作用があったのだ。
健康効果にはつぎのようなものが挙げられていた。1.老化を防ぐ。2.肝臓を守る。3.コレステロールを下げる。4.アルコールを分解する。といいことばかりだ。
効果的な食べ方は、毎日少しずつ長く食べることだった。日々の食事にスプーン1杯分のゴマを足して、ゴマ化するのいいようだ。またすった方が吸収がいいともいう。最近では毎朝サラダにゴマを入れて食べていた。こえからも継続したいものだ。

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風邪をひかないものも芸のうち。
朝日新聞土曜版」2013.12.7付けより。
前日は「元気のひけつ」というコラムからだったが、このフレーズは「元気のひみつ」という同じページからのコラムにあったものだ。
こう語っていたのは、歌舞伎俳優の松本幸四郎さんだった。来年には72歳の年男だそうだ。実にはつらつとしている。「勧進帳」の弁慶は4月に1100回、ミュージカル「ラマンチャの男」は1200回を超えるというからすごい。
継続するためには健康が前提だが、そのためには、とりたてて何もしてないという。しかし、実際は幼いころからの踊りの稽古、鎧を着ると100キロにもなる体を支えて舞台に上がっている。また、広い劇場に肉声を届かせるのにはかなりの体力が必要だ。
そんな日々の練習で体が鍛えられているのだろう。日々の鍛錬があるからこそ、健康を維持できているとも言える。この季節には、うがいやマスクをして体調管理には気を使っていたのだ。

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99歳までは一日平均5時間ほどの睡眠時間でちょうど良く・・・
朝日新聞土曜版」2013.12.7付けより。
前日と同じ紙面で「102歳私の証 あるがまま行く」という連載エッセイの中で、日野原先生が語っていたことだった。99歳まで元気で生きることだけでも容易ではない。
しかも、いまだに仕事をしているのだ。100歳にかってからは、ようやく「早寝早起き」を実践するようになったという。
102歳の誕生日後に8日間渡米をして、帰国後間もなく、講演のため日帰りで、神戸に出張したという。超人的なスケジュールで働いている。若い人でもそこまではできるひとは少ないだろうとも思える。
しかし、その頃は疲れがピークに達していたらしく、14時間も睡眠をとったと語っていた。しかも悪夢を繰り返し見たという。自身も無理をしたと感じたようだ。無理ができるのもすごいことだな。