質問こそがコミュニケーション。

「いい質問は、人を動かす」中谷彰宏著より。
これは小テーマのタイトルだった。その1行目には「答えることより、相手に質問してあげることが本当のコミュニケーション・・・」とあった。
確かに、適切な質問をしようと思えば、そうそう簡単ではないかもしれない。相手のホンネが出るのは、質問をいう形をとらない時だという。
質問は必ずしもクエスチョンマークがつくとは限らなかった。「こういうことってあるよね」といういい方もあった。
聞かれてもいないのに、つい答えてしまう空気をつくっていけるかも大事だった。質問の力は空気をつくることだったのだ。

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ベストセラーのタイトルは、質問になっている。
「いい質問は、人を動かす」中谷彰宏著より。
これは筆者の筆者の体験からも言えることのようだ。たとえば、「なぜあの人は○○なのか}という題名のものは多い。
私のすぐ横の書棚には「なぜあのひとは存在感があるのか」「なぜあの人は時間を創り出せるのか」「なぜあの人はプレッシャーに強いのか」などがあった。
もうこのタイトルを見ただけで、中身を知りたくなってしまうものだ。答えではなくて、こんな質問こそが人を読ませる気にさせるのだ。
なぜ、うまくいくのかという質問はすべての人が疑問に思っていることかもしれない。そして、そこに何らかの答えがあると期待して読み進むのだ。
自分では気がつかない、いい質問に出会うからこそ、より知りたくなってくるものだ。だから、「いい質問は、人を動かす」という本のタイトルに通じるのだろう。

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