2008-01-01から1年間の記事一覧

「!」や「?」を一つでも持ち帰ってもらえたら十分・・・

「相鉄瓦版」2008.10月号より。 この号の特集は「子どもと楽しむゲイジュツの秋」となっていた。その中で、ウォールペイントアーティストのロコ・サトシさんが述べていた中にあったフレーズ。そして、この「!」や「?」とは「楽しい!」や「ビックリ!」、…

人間の脳はサプライズを好む。

「暮らしの風」2008.10月号より。 茂木健一郎さんの「暮らしのクオリア」というエッセイのなかのワンフレーズだった。この日のタイトルは“アインシュタインのレストラン”というもので、氏が学生時代に東京近郊へちょっとした小旅行をしたときのあるレストラ…

「歯を食いしばれ」という言い方は、日本の間違ったメンタルトレーニ

「ここ一番にリラックスできる50の方法」中谷彰宏著より。 このフレーズが書かれていたのは“アゴの力を抜くと、リラックスできる”というタイトルの部分だった。メジャーリークの試合を見ているとバッターボックスに入る選手はよくガムを噛んでいるのを見かけ…

失敗の経験こそが人生の地図になる・・・

「朝日新聞」2008.9.21付けより。 “仕事力”というコーナーで秋元康氏が語っていた中にあったフレーズ。誰でも、仕事でも遊びでもやる際にはうまくやりたいと思うのが当然、しかし結果として失敗はよくあること。秋元氏も若い頃は無茶をして多くの失敗を繰り…

「メタボ=腹の出た人」というイメージ・・・

「朝日新聞、土曜版」2008.9.20付けより。 きっと私もメタボの烙印を押されそうな気もする。外見からすれば、顔も小さめだから、そうは(腹が出ているようには)見えないらしい。しかし、実際に計ってみるとそうではないのだ。 もう、7,8年ほど前からウェス…

サラリーマンと違って、僕らのような仕事はいつが潮時なのか・・・

「朝日新聞」2008.9.14付けより。 作詞家の秋元康氏が「仕事力」の中で語っていた言葉が気になった次第。氏は小説も書き映画もつくり、またアイドルユニットまでプロデュースしてる。しかも、現在は京都造形芸術大学の副学長にもなっている。実に驚くべきマ…

学問というのは知的エンターテイメント。

「R25」2008.9.11号より。 こう言っているのは吉村作治先生だった。この人=(イコール)エジプト発掘というイメージがある。それもそのはず、もう50年以上もブレずに追求してきているという。しばしばマスコミにも登場してエジプト発掘について熱く語ってい…

“魅せるチャンス”は、“見られるチャンス”に変化してしまう・・・

「プロフェッショナル」仁志敏久著より。 まだ現役プレーヤーの彼がこんな本を出しているとはちょっと意外だった。しかし、自分の経験を通してプロとしての心構えが真面目に語られている点が好感が持てる。上記のフレーズの前には「準備が不足していれば、」…

世界中が注目した試合で鳴り響いたホイッスル。

「未来を切り拓いたモノ創り」より。 この試合とはサッカーワールドカップの決勝戦で、そこで使われたホイッスルは東京の下町の工場で作られたものだった。ホイッスルは審判がゲームをさばく際の必需品だ。 サッカーばかりではなくその他いろいろなスポーツ…

まだ発売されてもいないゲームの全国大会・・・

「未来を切り拓いたモノ創り」より。 このゲームとはオセロだった。1973年4月に「オセロ」の日本選手権大会が帝国ホテルで開催されていた。商品自体が発売前だから、当然人なんて集まるわけはないと思う人が多かったようだ。 ところが、これを企画した長谷川…

セリフを軽くするのは肉体訓練でね。

「R25」2008.8.28号より。 俳優の津川雅彦さんの言葉だった。現在68歳で52年のキャリアがあった。子役時代を含めれば63年になるという。映画に出てくる役はいつもかなりの存在感がある。余裕というか貫禄を感じさせる。もともと両親も俳優で、祖父も日本初の…

この喜びは今日で忘れよう・・・

「R25」2008.8.21号より。 普通ならうれしいことがあったら、できるだけ長く浸っていたいと思うもの。しかし、彼は“いつまでも喜んでいたら次に行けないなと思った、”という。彼とはかつて映画で日本アカデミー賞、ゴールデンアロー賞、ブルーリボン賞、日本…

大手コンビニでさえも、米パンをメニューに加えはじめている。

「メトロミニッツ」2008.9月号より。 藤原新也氏(写真家、作家)がエッセイの中で、“米パンは本当に歴史的革命だと言いたい”と書いていたのが印象的だった。日本人がパンを日常的に食べはじめたのは戦後のことだった。それはアメリカが日本をパン食国家にす…

何かに「繰り返しこだわる」ことにも、自分を調える作用がある。

「フロイトで自己管理」齋藤孝著より。 たとえば、繰り返し気持ちが向く対象があることで自分の心が調ってくることもある。この場合、調(ととの)うということは本来の自分らしさが保てる、または戻るという意味のような気がする。 例えば、画家は同じモチ…

野武士の2連覇と少年旋風。

「ニッポン五輪メダルプロジェクト」岡田忠著より。 このタイトルからはいったいどんな種目を連想できるだろうか。実は日本のオリンピックでの水泳競技のことだった。日本の水泳は1920年のアントワープ大会が初出場だった。 そして、最初の金メダリストはそ…

四割の顧客を摑むために、六割の市場を捨てる・・・

「プレジデント」2008.8.4号より。 現アサヒビール社長の荻田伍氏が2002年当時、赤字続きだったアサヒ飲料へ行くよう命じられた。その時苦しい状況を打開するために、仲間とともに考え抜いたことが上記フレーズだった。 しかし、言葉で伝えたところでなかな…

俳句の世界では、甘酒って夏の季語・・・

「日経新聞、夕刊」2008.8.15付けより。 生活面の「温故知新のエコライフ」というコラムで佐光の紀子さんが書いていた。これはちょっと意外!しかも、江戸時代には甘酒は夏の暑さを乗り切る滋養ドリンクとして、暑い盛りの飲み物だったようだ。 甘酒売りとい…

お笑いタレント依存率が高い・・・

『「お笑いタレント化」社会』山中伊知郎著より。 「空気が読めて、笑いが取れて、ネタ持ってる・・・」要するにこれが今ウケているお笑いタレントたちだろう。お笑いタレントが今ほどテレビで大ウケしている時代はあっただろうか。テレビをひねれば、どのチ…

「ヤマ勘」と「直観力」との決定的な違い・・・

「そのとき選手が変わった!」児玉光雄著より。 サッカー監督の岡田武史が「監督の仕事のいちばん重要なことは“決断”すること」だと述べている。もちろんその決断が正しいか間違っているかは結果が出てみなければわからない。それは論理や理屈ではないという…

ムダこそ自分を豊饒にする。

「知的経験のすすめ」開高健著より。 著者がアラスカの原生林で老人のガイドにレクチャーされたことがあった。森の中には倒れて朽ちたままになっている風倒木というものがあったらしい。 これは実はゴミではなかった。逆に森を育てているものだということで…

「修正能力」のスゴさ。

「R25」2008.7.17号より。 これはメジャー2年目の松坂大輔投手のことだった。現在の注目の的は日米3000本安打達成目前のイチロー選手だろう。むしろ、松坂は安定しているためか去年ほど注目されていないようだ。 しかし、今季は開幕から負け知らずで8勝をマ…

子供が描いた絵をぬいぐるみにして販売

ウェブサイトの「百式」2008.7.25付けより。 へ〜こんなものまで商売になってしまうのかと、ちょっと驚いた次第。ある親子と子供二人で運営されているサイトの紹介だった。そこでは子供が描いたいろんな落書きをぬいぐるみにして販売している。 素朴でシンプ…

感性情報デザイン。

「ビジネス脳を磨く」小阪裕司著より。 この本を読んで初めてみた言葉だった。この言葉は感性社会におけるビジネスでの最重要なキーワードらしい。つまりお客さんの感性に向けて発信する情報を変えることで(つまりこのことをデザインと表現しているのだろう…

日本語の「感性」に相当する英単語がない・・・

「ビジネス脳を磨く」小阪祐司著より。 しばしば何気なく「感性」という言葉を使っていることがある。ところが、これを英語で表現しようとするとき適切な言葉は見つからないらしい。エモーションやセンシティビティーやデザインでもないようだ。で、国際会議…

すべての開発の歴史は「交流」と「組み合わせ」がかぎになっている。

「朝日新聞、土曜版」2008.7.12付けより。 これは“ゴーン道場”というコーナーでのカルロス・ゴーンさんの言葉だった。「仕事や研究を飛躍的に進化させるイノベーション(革新)はどうすれば生まれますか?」ということの質問に対して答えている部分にあった…

高層ビル内のオフィスで毎朝ラジオ体操・・・

昨日会った会社社長との雑談より。 約20年前から知り合いのある会社社長をお訪ねした際に、しばし雑談をした。話はその方が最近ダイエットに励んで洋服のサイズを小さめにしたということだった。そんなことからどんなことをされているかをお聞きした。 基本…

お金を使える富裕層と、使えない富裕層がいる。

「富裕層ビジネス 成功の秘訣」中谷彰宏著より。 実際に資産があるといっても、すぐに使える現金がなければ“お金を使える富裕層”とはみなされないだろう。そういう人をビジネスのターゲットにするのはかなり難しそうだ。広大な土地を持っていても、すぐに売…

クレーム自体に商品価値がある!

時どき受け取るメルマガより。 一昨日、クレームについて触れていたのでちょっと思い出したことがありました。もしかしたら、すでにご存じの方も多いかと思いますが、このメルマガは時どき「苦情・クレーム博覧会」から送られてくるものです。 この博覧会は…

変化を求める世の中だからこそ、変わらずに続けることに価値がある。

「続ける力」伊藤真著より。 この本を手にするまでは、筆者についてなにも知らなかった。伊藤さんは弁護士で、司法試験のカリスマ塾長らしい。そして仕事、受験で成功する王道はやはり頭のよさより続けられるかどうかが重要だと指摘している。 27年間にわた…

筆無精の人がキーボード入力だとスラスラ書ける・・・

「その日本語が毒になる!」吉村達也著より。 すでにファンやご存知の方も多いとは思いますが、吉村氏はミステリー作家でした。(総著作数はもう200作品にもなるというが私は読んだことはなかった。)小説家という職業柄、言葉には敏感なのだろう。この一冊…