クレーム自体に商品価値がある!

時どき受け取るメルマガより。
一昨日、クレームについて触れていたのでちょっと思い出したことがありました。もしかしたら、すでにご存じの方も多いかと思いますが、このメルマガは時どき「苦情・クレーム博覧会」から送られてくるものです。
この博覧会は福井商工会議所が2003年から毎年開催しているものでした。苦情・クレームとはいっても実際にクレーマーが店やメーカーに言いがかりをつけるようなものとは異なります。
むしろ、こんなものがあったらもっと便利、とか日常生活での不平不満などを募集していたのです。そして企業がそれを見てそれならこんなモノができそうだとアイデアを作り上げるヒントにするわけです。
要するに、インターネットで全国から苦情・クレームを募集→それを審査しデータベース化する→このデータベースを有料で公開するというものでした。
実際に企業はその情報をもとに、いくつもの新製品を開発していました。やはり数が多ければそれなりに宝の山ともいえますね。ちょっとしたアイデアも侮れないもの。もちろんクレームから製品化されればそれなりの報酬はあるでしょう。
ご参考のためホームページは下記。
http://www.kujou906.com/