俳句の世界では、甘酒って夏の季語・・・

日経新聞、夕刊」2008.8.15付けより。
生活面の「温故知新のエコライフ」というコラムで佐光の紀子さんが書いていた。これはちょっと意外!しかも、江戸時代には甘酒は夏の暑さを乗り切る滋養ドリンクとして、暑い盛りの飲み物だったようだ。
甘酒売りというのがいて、売り歩いていたという。甘酒には食物繊維や必須アミノ酸が豊富に含まれていて「飲む点滴」といってもいいほどらしい。と聞けば、さっそく自然食品やデパートの売り場へと走りたくなってしまう。
調べた人がいて、甘酒には点滴並みのブドウ糖が含まれているようだ。また、ビタミン類、オリゴ糖、消化吸収を助ける酵素なども含まれている。実に体によさそうなモノがいろいろと“含まれている”ということがわかる。
涼しい部屋で熱い甘酒もいいかもしれないが、冷やして飲んでも栄養価は同じだろう。入れるのはショウガでなくても、きなこや黒ゴマなどでも美味しくいただけるようだ。これはお好みだろう。
外に出て大汗をかいて疲れた時など、時どき市販のドリンク剤などを飲むことはある。そういえば、昨日も薬局を歩いていたら飲んでしまったが。夏バテを感じたら、たまには、こんな自然食品に近いものを試してみるのもいいかもしれない・・・な。