「メタボ=腹の出た人」というイメージ・・・

朝日新聞、土曜版」2008.9.20付けより。
きっと私もメタボの烙印を押されそうな気もする。外見からすれば、顔も小さめだから、そうは(腹が出ているようには)見えないらしい。しかし、実際に計ってみるとそうではないのだ。
もう、7,8年ほど前からウェストはほとんど変わっていない。つまり細くはならない。どうしても夕食してから寝るまでの時間が短いのだろうか。また、普段から運動不足もありそうだ。ということで、できるだけ週に5日は15分エクササイズをやるようにはしているが、ほとんど効果は出てこない。まだまだ運動量が足りないかも。
前置きが長くなってしまったが、今春から始まったメタボリックシンドローム内臓脂肪症候群)の予防・解消を目ざした特定健診に引っかかって、ショックを受けた人は多いらしい。そのおかげで特定保健用食品(トクホ)のお墨付きを得た商品の特需があるようだ。
時流に乗ってビジネスに結びつけようとする業界は多い。最もp手軽なのがドリンクだろう。ヘルシア緑茶や黒烏龍茶などの食品がこの数年で急激に伸びている。また、医薬品では脂肪を落とす系のものが売れているようだ。
しかし、スポーツクラブなどのフィットネス系は意外にまだ期待したほど反応がないらしい。要するにお手軽なものに流れるのだろう。また、家族ぐるみ、遊び感覚でWiiなどのゲーム機も便乗して健康向けのソフトを作って宣伝しているがどうだろうか・・・
好きな物を好きなだけ食べられる人は、なんと幸せな人だろう。肉類や卵などは控えめにしなければ、と思うだけでも損をした気になってしまう。私だけかなぁ・・・

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「セロを1にするサービスはなんだろう」と問いかける。
朝日新聞、土曜版」2008.9.20付けより。
楽家・プロデューサーのつんくさんは、およそ50人の部下にそう問いかけるらしい。最近は歌手としてはテレビに登場する機会は少なくなったようだ。しかし、総合エンターテイメント会社の社長としての活動はしているようだ。
意外なことに、大学卒業前にいったんは地元金融機関の内定を得ていたものの、2年間という期限で歌手活動に挑戦していた。歌手がダメでも2年ほどのブランクなら就職し直せると思っていたのだ。ところが、その間にバブル経済が崩壊して、就職は思うようにはいかなかったようだ。
そんな不幸なことも、結果的には幸いして歌手、音楽プロデューサーとしての才能が開いたようだ。現在の成功も苦労の末つかんだものだろう。だからこそ、ゼロから1を創造していくことが大事なことだと身にしみて感じているに違いない。
しばしば、言われることだが1から10や100にするのは比較的容易だが、ゼロを1にするのは実に苦労が伴うものだろう。つまり、今まで存在しなかったものを創りあげ、それが世間に価値あるものと認めてもらわなければならないからだ。
ゼロから1になったサービス・・・たとえば、パソコンやインターネット、ケータイといった身近になったものもそうだろう。一つ成功したらあっという間にそれは世界中のインフラとなってしまった。でも、今後も無数の人による無数の改良改善が続けられるのだろう・・・な。