「歯を食いしばれ」という言い方は、日本の間違ったメンタルトレーニ

「ここ一番にリラックスできる50の方法」中谷彰宏著より。
このフレーズが書かれていたのは“アゴの力を抜くと、リラックスできる”というタイトルの部分だった。メジャーリークの試合を見ているとバッターボックスに入る選手はよくガムを噛んでいるのを見かける。
以前はそれを見るたびマナーが悪い選手が多いんだな、と思っていたものだが、それはガムを噛むことでアゴの力を抜いていたのだ。つまりそれでリラックスして打席に立っていたということになる。
むしろ歯を食いしばるより、リラックスした状態のほうが力抜けてうまくいくようなのだ。イチロー選手が打った後、よくほほをふくらませて口から息を吐いている姿の写真を見る。それも息を吐き出すことで力を抜いていたと解釈できる。
口を閉じっぱなしでアゴに力が入っていると体も疲労しやすそうだ。口から息を吐くときはアゴの力は抜ける。そう考えてくると、ものごとにはちょっとしたコツがあるような気がする・・・な。でも意外にそれに気がつかないもの。


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ボケる暇もないほどハマるブログの楽しさ。

「アスバラ ネクストエージ」2008秋号より。
アスパラクラブ会員のブログに対するアンケートの結果、意外な結果が出ていた。それはブログについて、“関心がありやってみたい”と考えている50代以上の人の割合が21.3%と多かったことだ。しかも、それが40歳以下だと18%と下がっている。つまりその結果から、シニア層の関心が高いことがうかがえるのだ。
そして、現在実際にブログをやっている割合は50歳以上では6%で40歳以下は11%だった。50代以上で「やっている、やってみたい」人を合計すると27.6%と4人に1人以上が積極的にブログに関心があることがわかる。60代の方々のいくつかの感想があったので一部抜粋してみよう。
「最初は日記だけのつもりが、続けているうちに欲が出てきて写真や歌や動画なども入れたくなった」、「『インターネットができないと母さんの老後は寂しいよ』と息子に言われ、パソコンを習い、ブログを始めたが、書くことが楽しくて毎日投稿している。デジカメも覚え、画像も入れられるようになった」、「ネタの収集のために周囲に関心を持つようになり、積極的に演劇、展覧会、催しに出歩いている」など。
みなさん、実に前向きに過ごされいている。別にブログに限ることもないが、ボケる暇がないほど楽しい日々が過ごせれば最高だな、と思った次第。
<<ブログについて、(50代以上)のアンケートの結果・・・「やっている」6.3%、「関心がありやってみたい」21.3%、「関心はあるが、パソコンが苦手だったりしてする気がない」27.6%、「関心がない」44.8%だった。有効回答9768人。>>

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「見たことない!」を常識に。
車内広告より。
これは数日前に電車内の吊革につかまっているときに、目の前にあった「KONAMI」の広告だった。その時すべてそこにあったコピー文を書こうと思ったものの、立ちながらは書けないので自宅のパソコンあてにEメールを送信しておいたもの。ケータイにメモするだけより忘れないもの。それは自分のケータイの送信済みアイテムに残り、自宅の自分宛のメールにもあるので必ずも一度目に入るから、この手はたまに使っている。
と、ちょっと前置きが長くなってしまったが、もっとも大きな文字で書かれていたのは「過去の栄光より、未来の成功。」だった。その次には小さい文字で「前例にとらわれない、エンターテイメントを世の中へ。」とあった。ここまでは会社のイメージを伝えるメッセージとなっていた。
さらに中くらいの文字で「次代を切りひらく社員、募集。」とあった。これで、コナミが社員を募集しているのだなとわかった。そして、一番小さい文字で印刷されていたのが、上記フレーズにもあげた『「見たことない!」を常識に。』だった。
私には最も小さく印刷されたこの部分の文字が気になった次第。「見たことない」・・・とは、まだ誰も知らないものを創り上げようというメッセージではないだろうか。この会社に入って新たしい価値を創造しませんか、と訴えそんなことが当たり前なこと、と考えましょう、という意味合いではないだろうか。
つまりそれがコピーにあるように「前例にとらわれない、エンターテイメントを世の中に」ということになるのだろうな。ついついどんな楽しい刺激もマンネリに陥りやすいですから・・・ね。流行も長くは続かないし。

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巻きついたツルとネットを分別する必要があった。

「苦情・クレーム博覧会 メールマガジン」2008.9.26付けより。‏
「解決! 苦情・クレーム!!」というコーナーでは困っていて、こんなものがあったらいいのにと思っていたら、実はそれを解決するような商品が既に出来ていることを紹介している。
今回はキュウリ、ゴーヤ、朝顔などのツルものの植物はネットに絡ませながら育てるが、季節が終わった後でツルとネットを分別して捨てる際が面倒だということだった。応募者は30代の専業主婦だった。
たしかに、植物も育てている時はいいが、その季節が終わってネットやポールなどを回収、整理するのが面倒になってくる。まあ、花や収穫できた果実類を楽しんだのだからそれはしょうがないと思うが、ゴミとして捨てる際には分別しなければならない。プラスチック類と植物のツルは全く別物だ。
そこで、この主婦の提案はツルと一緒に捨てられる植物繊維のネットはできないだろうか、というものだった。実はそれが製品化されていたのだ。
その回答は、「麻ひもネット」で、“ネットが麻100%の自然素材で出来ていて、巻きついたツルと一緒に廃棄できる”というもので、 福井県の第一ビニール㈱ の製品。ガーデニングを気軽に楽しめる「エコ」商品ですかね。
蛇足
まあ、私の場合はネットはプラスチック製だし腐らないから適当に使ってますがね。今年はキュウリは失敗しましたが、ゴーヤはまだいくつか実ってまして、結構楽しんでます。アサガオもまだ元気で、10月まで咲いてくれるでしょう。秋の季語ですね。


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路線バスをタクシー代わりに使った男・・・(それは私ですが)

先週(9/25)、仕事で小田急線の某駅で降りて仕事で、ある医師のところを訪ねることになっていた。地図で確認すると、そこへはバスに乗るほどの距離だった。約束の時間は2時30分なので、2時ちょっと過ぎのバスに乗れば十分間に合うはずだった。
駅前で何番線のバスに乗るかを確かめた上で、到着したバスの運転手に「○○三丁目のバス停に停まりますか?」と確かめるとそのバスでいいということがわかり、○○団地行きのバスに乗っていた。10分ほどすると、その団地に着いたのだ。そこですべての乗客は降りてしまった。やや広い場所で数台のバスが停車している。どうやらターミナルらしかった。
バスの中の表示を見ると「回送」に変わっているではないか!私は何かちょっとおかしいと思ったのだ。私の目的地の○○三丁目にはまだ着いていない。ここで降ろされたら約束の時間に間に合わなくなてしまう。私はちょっと焦った。
すると、運転手が「○○三丁目でしたね」と、まだ中ほどに座っている私に話しかけたのだ。「間違いました、このまま乗っていてください。」といって「回送」の表示のままバスを走らせたのだった。
つまり私一人の貸し切り状態になってしまった。そのまま、4つほどのバス停を通過して目的地の○○三丁目に着いたので、「こちらです。すいませんでした。」と謝ってくれた。きっとその○○三丁目の路線も走るバスの運転手で、同じ方向だったので勘違いしたのだろう。
それにしても、バスで目的地までまるでタクシーのようにノンストップで乗れたのはラッキーだったな。そのおかげで医師との約束の時間に十分間に合った。もうこんな経験はないだろうと思ったので、日記に書いておこうと思った次第。ちょっとトクしたかも。