調子の悪い時ほど、ゆっくり動く。

調子の悪い時ほど、ゆっくり動く。
『「ゆっくり動く」と人生が変わる。』小林弘幸著より。
これは「今日は調子がイマイチだな」という朝に筆者がすることだった。調子が悪い時ほど、とにかく一度、立ち止まることだった。
それからゆっくり動くことが何よりの「スランプ脱出の特効薬」だという。これなら誰でも簡単に出来そうだ。
例えば、ゆっくり丁寧にデスクの上を片づける、整理をするというのでもよかったのだ。「ゆっくり」を意識して行うことがポイントのようだ。
これで、「人生のパフォーマンス」もあげることができるようだ。すぐにでも試してみたい。

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人生においてコンスタントに成果を出す秘訣。
『「ゆっくり動く」と人生が変わる。』小林弘幸著より。
だれでもそれは知りたいと思うものだ。それはなるべく早く不調の予兆を察知することだった。そして、不調になったら、「ゆっくり」を意識して、自律神経のバランスを安定させる対策を早めに講じることだった。
常に結果を求められるプロのスポーツ選手はこれをやっているようだ。たとえば、普段以上に水をこまめに飲むことも、副交感神経を上げるためには非常に有効だという。
ものごとは早く察知して早く手を打てれば、スランプも当然短く済ますことはできるのだった。これはプロスポーツ選手だけでなく、一般人も同じことがいえるのだった。

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「ゆっくり、早く」こそ、その人の最大限のパフォーマンスを引き出すキーワード。
『「ゆっくり動く」と人生が変わる。』小林弘幸著より。
ゆっくり動くと物事を早く処理できるともいう。これは筆者の恩師から学んだことだった。名医の手の動きは、まさに「ゆっくり、早く」だったという。正確かつ迅速な処置が求められる外科手術中、若手医師に向かって言っていた言葉だという。
一見、ゆったり、ゆっくりしているように見えても、手の動きは流れるようで、淀みも無駄も一切なかったのだ。一定のリズムで、自然な呼吸をしていたという。
一般的は急いでいる時ほど、一瞬でもいいから「ゆっくり」を意識して、動きはじめるといいらしい。それができれば、いい結果も期待できるのだった。

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どんなときも、穏やかに微笑み、ゆっくり話す。
『「ゆっくり動く」と人生が変わる。』小林弘幸著より。
確かにこれができれば、スゴイとも思える。またこれができれば、奇跡的な「心の余裕」ももたらしてくれるようだ。そのことで、感情のコントロールが可能になるらしい。
筆者はもともと早口で短気な性格だったというが、心の中で「ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり」と自らに言い聞かせるようにしたという。
すると物事がスムーズに運ぶようになっていったという。これは体験だから試したいものだ。ゆっくり話すことはどの場面でもプラスの効果を得ることができるそうだ。また、ゆっくり話すと。呼吸が自然と深くなるのだった。
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ゆっくり話すだけで、説得力と信頼感がアップする。
『「ゆっくり動く」と人生が変わる。』小林弘幸著より。
ゆっくり話すことのメリットは次のようにいろいろとあった。
ポイントを簡潔に述べられるようになり、自分のいいたいことが相手にきちんと伝わるようになる。
説得力と信頼感が増し、相手を納得させる話ができるようになる。
余計なことを言わなくなり、無用な失言をしなくなる。
どんな相手とも、感情的にならず、冷静な話し合いができるようになる。
エレガントな印象を相手に与えられる。
参考にしたいことばかりだ。逆に早口で得をすることはまったくないらしい。

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アバウトは健康にいい。
「続・いい言葉は、いい人生をつくる」齋藤茂太著より。
この言葉を残したのは、赤瀬川原平氏だった。確かに何でもきっちりやろうとすれば、疲れてしまい逆に健康にはよくなさそうだ。
また、ここでのタイトルは「苦労から抜け出したいなら、肩の力を抜くことを覚えなさい」となっていた。そうそう、いつも肩に力が入っていたら疲れは倍加するだろう。
会社員の六割はストレスをかかえているという。ストレスが多いのは管理職だといわれる。確かに下と上とのサンドイッチ状態だからそれは言えそうだ。むしろ平社員のほうがストレスは少ないようだ。課長が69%とすればヒラ社員は58%だという。
齋藤氏が出す処方箋は「あまりがんばらないでくださいよ」だそうだ。あつまりアバウトでいってください、ということだろう。ほどほどで満足するという考え方なら、「吉」と出ることが多いものらしい。

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毎晩、寝る前に「リセット」することを習慣にしてしまう。
「続・いい言葉は、いい人生をつくる」齋藤茂太著より。
つまりリセットすれば、どんな日であれ、その日は終わり。悩みもトラブルも、失敗もすべてを取り消しにしてしまうことだった。
できれば、「リセット終わり」「これでよし」などと口に出してみるのもよいという。思うだけでなく、実際に声に出してみるのがポイントかもしれない。
人間はきわめて単純な動物らしい。自分の言葉で、自分の感情や心理をかなりコントロールできるものだった。
セコムをつくった飯田亮氏の口ぐせは「一寸先は光」だったらしい。明日はどんないいことが待っているだろう」と、ドキドキするような気持ちでベッドに入るようだ。
楽観するか、悲観するかは、自分の胸三寸だった。

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楽しみの種をたくさんもとう。
「続・いい言葉は、いい人生をつくる」齋藤茂太著より。
楽しみの種をたくさんもっていると、何歳になっても駆り立てられるものにこと欠かないようだ。行動する気力、楽しむ心も決して涸れることはないようだ。
楽しみの種には当然ながら好奇心も入るだろう。健康状態を保っているからこそ楽しみも体験できるともいえる。
すべてを忘れて没頭できることがあれば、充実した時間を過ごしていると言えるだろう。