長い間座っていると体は緊張する。

長い間座っていると体は緊張する。
『人生を変える万有「引用」力』齋藤孝著より。
座っていれば楽だが、それでも体は緊張するとは意外だった。そんな時には、立ち上がった時に体を揺するといいらしい。簡単だからやってみよう。
同じ姿勢をずっと続けていると、疲れていても、それがわからなくなってしまうそうだ。電車通勤でずっと座っていると、確かに体が固まってしまったように思えることがある。そこで、立ってみるとそのほう逆に楽に思えるものだ。
犬や猫は調子が悪いときには無理をしないようだ。静かに寝ているそうだ。しかし、人間は意思の力で頑張ってしまうことが多い。体にはかなりの負担がかかっているのだ。むしろ意識して体を動かすようにしたいものだな。

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身体のタフネスはメンタルのタフネスにもつながる。
『人生を変える万有「引用」力』齋藤孝著より。
筆者は、筋力トレーニングは筋肉を硬くするのではないかと思って、あまり積極的にやってこなかったという。
ところが、最近になって少しやってみると、筋力があるほうが基礎代謝が高く、疲れにくいことがわかったようだ。荷物を持っていても、筋力があれば疲れが少ないという。
そういえば、先日ある人がスクワットをはじめたら駅の階段を上るのが楽になったという。それもやはり筋肉がついたからだろう。それで、気分も軽くなれば最高だろう。
筋力をつけるだけで、日々のストレスも減らせれば、やってみる価値はあるだろうな。

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「疲れた」と「だるい」は本来は正反対の状態である。
『人生を変える万有「引用」力』齋藤孝著より。
ついつい、それらは同じことのように思ってしまうものだ。「疲れた」はもうこれ以上、体が動かない状態で、「だるい」はエネルギーが余っている状態だったのだ。
そう言えば、なんとなくだるいと思ってしても、思い切って外へ出て、自転車に乗ってくると、スッキリすることがある。このブログを書くときも、何となくだるくて、PCに向かう気になれなかったが、帰ってきたら、書かねばという気持ちになったのだ。
神経が疲れた時は、エネルギーを発散する必要があったのだ。たとえば、歩きながら話していると、いいアイデアも浮かぶこともあるという。体を動かすことで、頭が活性化されたら、儲けものだな。