受け答えの“正確さ”ではなくて、“反応の速さ”で勝負するようにす

『「人たらしの」ブラック謝罪術』内藤誼人著より。
私は自分がせっかちなせいか、相手がのろのろ、だらだらしたりして、反応が遅いとイライラしてしまうことが多い。確かに、何でもスローモーな人はいるものだ。むしろある意味自分はあわて者かもしれないが。
しかし、反応が早い人に出会うと、頭がいいと感じることがある。適切な対応はまたうれしいものだ。お店などに行ったときに、問い合わせると、すぐにその場で対応してくれると気持ちがいい。
日々の仕事でも、スピーディーな人ほど仕事ができるのではないだろうか。スピードがあるということは、同じ時間を使っていても、より多くの処理ができるということにもつながる。
また同時に、余裕もできるので、仕事内容もよくなるとも思える。たとえば、学生時代のテストを思い出してみても同じようなことがいえる。
効率よく解答するために早めに得意な部分から解答していき、あまった時間があれば、見直すこともできる。いい印象を与えるためにも、普段の行動でも、できるだけフットワークよくしていたいもの。

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人間関係においては、その“深さ”が重要だ。
『「人たらしの」ブラック謝罪術』内藤誼人著より。
仕事がうまくいくかどうかは、かなり信頼関係が重要なポイントになっている。話が通じやすいというのも、普段からのコミュニケションがよくできていればこそだろう。
営業の現場でも、やはり人間関係ができていなければ、それなりの成果は上げられないものだ。また信頼関係は、短期間に築くのは無理だ。やはり数年かかるのがふつうだろう。
日々の地道なコミュニケーションの成果が、営業の成績にもつながると思える。いかに相手を感動させることができるかを常に念頭に置きたいものだ。
ほんの数年のうちに担当者がころころ変わるようだと、信頼関係も築きにくいだろう。担当者とお客さんが慣れたころに変わってしまうものは、裏切りのようでもある。
できれば、とことんそのお客さんと付き合っていければ、ベストななのだろうが。いつでも誰でもいいような仕事をしていては、深い人間関係はできないものだ。“あなただから買う”と言われたとき、個人はブランドになるのではないだろうか。

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