フランスではどの街にもマルシェ(市場)があって・・・

 ホームページ「どらく」2009.4.17より。

今来日中らしい、ミッシェル・トロワグロ氏のインタビュー記事があった。メゾン・トロワグロは40年以上もフランスの三ツ星レストランだ。それはかなり凄いことに違いない。ロアンネという小さな地方都市にこの店はある。

フランスではどの街にもマルシェ(市場)があって、5分も行ったらそこで新鮮なものが買える。したがって、ほとんどの食材は近郊で揃えるようにしているという。しかも、野生の食材も積極的に利用しているた。たとえば、近くの野山で野生のタンポポを摘んだり、キイチゴ、ハーブなども採れるようだ。

高級レストランがある地元にそんな環境があること自体素晴らしい。散歩に来る人は気づいてないだけで、道端に宝物は転がっているという。なるほど、見る目がある人には自然の中の素晴らしい食材が見抜けるということだろう。また、そんな自然のものから新たなメニューのアイデアを見つけるのかもしれない。

そんな地方の料理を世界中の人が食べに来てくれるのが、このトロワグロのレストランだったのだ。とくに人生の晴れの日、結婚記念日や誕生日に来てくれるお客さんが絶えないらしい。フランスではレストランが地方経済を活性化しているともいえるようだ。

そういえば、数年前に新宿にある、ハイアットリージェンシー東京でお見かけしたことがあった。また2006年にはそのホテルにレストランをオープンしていた。また入ったことはないが、いずれ行けたらいいのだが。
私がこのブランドのものを口にできたのは、お歳暮やお中元時などにトロワグログルメのセットを送っていただいた時ぐらいだった・・・かも。

http://www.troisgros.com/japon/v-jap.htm
http://www.cuisinesmicheltroisgros.com/




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自分なりの締め切り設定が「仕事のエンジン」になる。
「明日できることは、今日しない!」小石雄一著より。
この本のサブタイトルは“割り切れば人生はこんなに楽しい”、とつけられていた。実はその割り切るまでにはちょっとした努力も必要な感じがするが。
さて、タイトルにあるように、与えられた期限とは別に自分なりの締め切りを(当然ながら早めに)設定してそれに向かってやるとあとの仕事に余裕ができて楽になるということだった。その期間をどれくらいに設定できるかが問題だし、自分に厳しくなければならないだろう。
要するに「100点満点」を目指さずに「80点でいいや」と割り切っていこうということでもあった。しかし、程よい緊張感をもってやることは必要だ。「私的締切り習慣」を身につけるまでは努力が必要だろう。
ゴールまでの期間が長すぎると途中でだらけやすいもの。そこで、筆者は「締め切りの細切れ設定が仕事エンジンを高性能にする」と述べている。
そのメリットは集中力が高まる。効率化できる。余裕が生まれるなどだった。仕事はできるだけラクして、結果を残したいものだなぁ〜。


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和菓子の背景にある物語が、会話のきっかけになる・・・
「メトロポリターナ」2009.4月号より。
何となく春には和菓子が似合いそうだ。先月末の桜が開花し始めたころ、たまたま桜餅を買って帰ったことを思い出した。見た目がきれいでしかも季節のものはいいもの。桜の葉の香りが春を感じさせてくれたゆおだ。
さて、和菓子には歴史の古いものが多そうだ。つまりそこには、言われやエピソードがあるものもあるだろう。贈る際に、そんないわれなども一緒に伝えられたら面白そうだという記事があった。
ここには「花かずら」という横浜の伊勢佐木町に本店がある和菓子が紹介されていた。三代も続いている老舗だそうだ。そして、昭和初期には銀ブラと似たようにザキブラという言葉もあったくらい流行っていた町らしい。
また、別のとらえ方では日本文化のひとつであるシャレがあった。おめでたいときの鯛や受験シーズンのキットカットも定番だろう。縁起をかついだトンカツ。よろこぶの昆布巻きなど。ここにはそんな和菓子の紹介があった。「御目出糖」、「おとし文」、「切腹最中」などとというネーミングもあった。