「サービスの袋叩き」

「スピード顧客満足中谷彰宏著より。
(これも、前日の続きとなる)
かなりインパクトのある表現だったので気になった。「サービス」と「袋叩き」が一緒になっているところが面白い。もちろん比喩だ。
中谷氏はサービスをケンカにたとえている。ケンカで相手をやっと倒したからと言ってそれでやめても勝ったことにはならないという。
体への打撃で倒れていても精神的には倒れていないから、さらに戦意を喪失させるダメ押しが必要だという大阪人らしい発想だった。
「うわっ、強い」と相手に思わせるほど精神的ダメージを与えよということだ。それをサービスに置き換えている。相手が「うわっ、うれしい」と言った後からが勝負だという。
これでもか、これでもかと素晴らしいサービスが提供できれば、それが「サービスの袋叩き」ということになるのだろう。
お金に見合っただけの、そこそこ(まあまあ)のサービスだけでは、お客さんは大した満足感は得てないだろう。
徹底的だと思えるサービスを繰り返していくことで、リピーターにつながるんだな・・・(それも押しつけがましくなく)←これが難しいところだろうが。