人間は、どんな贈り物であっても、もらえれば嬉しさを感じる。

人間は、どんな贈り物であっても、もらえれば嬉しさを感じる。
「誰からもYESと言われる心理術」内藤誼人著より。 
もしそれが、オシャレな箱や包装紙でくるまれていたら中身を期待してしまうことだろう。そして、ここには、「キャバクラノお姉さんや、ホストのお兄さんたちのように、プレゼントをもらい慣れている人種の人たちでさえ、贈り物をもらうのは、素直にうれしいそうである」とあった。
見返りを求めるための賄賂というものもプレゼントの一種だろう。しかし、それがどれだけの効果を発揮するかは定かではないが。
もし贈り物をしたあとで頼みごとをするなら、その直後ではなく4分から20分以内がいいらしい。ベストなプレゼント効果は4分後だという実験結果があった。面白い実験をする人もいるものだ。

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何気ない一言が、相手の心理をプラスにもマイナスにもしてしまう。
「誰からもYESと言われる心理術」内藤誼人著より。 
それは、自分のことを振り返ってみればわかりやすい。人から言われたひと言を意外に覚えていたりするからだ。それでその人の印象も決まってしまう。
ここでのタイトルは「部下や後輩への言葉遣いには気を配る」とあった。話している時は勢いで言ってしまうこともあるが、あとで気になることもある。また、ちょっとタイミングをずらしただけで面白くなくなってしまうこともある。
ユーモアととられるか、マジに受け取られるかの瀬戸際が難しいこともある。どこまでが本気でどこまでが冗談か区別がつきにくいこともある。
頼みごとをする場合、「忙しいところ悪いんだけど」という一言は相手を気遣っていることにもなるのだった。やはりひと言で印象はガラッと変わってしまうものだ。相手の価値を認めることも大事らしい。

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表情が豊かな人は、見ている人の心をなごませる。
「誰からもYESと言われる心理術」内藤誼人著より。 
なるほど、それは事実かもしれない。話していても反応がなければ張り合いもないものだ。その人の印象は、発言内容よりも顔の表情は6倍も大きいという。また声の調子に比べても2倍だという。
これでいかに顔の表情が大事かがわかる。いい表情はその人の価値を上げるのに役立っているようだ。また、声の調子もその人の印象を決めるものだからボソボソと話せば評価は下がってしまう。
ある意味、口下手は人でも顔の表情が豊かであれば、それでかなりカバーできるということらしい。