知識と情報を組み合わせて、価値ある何かを創造すること。

知識と情報を組み合わせて、価値ある何かを創造すること。
「みっともないお金の使い方」川北義則著より。
ピーター・ドラッカーは「来るべき新しい社会は知識社会である」と言ったそうだ。ということは私たちは知識労働者でなければならいということだった。
現代でその典型的な代表はスティージョブズだった。彼は最高の知恵を働かせたのだ。別にそんな大げさなものでなくても、営業やサービスの分野でも同じことだろう。人とは違ったサービスを展開できればお客の印象も異なってくる。
現代では知恵は花蜜のようなもので、知恵さえあればお金は集まってくる。営業もそれなりの結果を残すことができる。フェイスブックを創業したマーク・ザッカーバーグはスタートから7年で1兆円以上の資産をつくったようだ。それもアイデを実現したからだった。
今では思い付いたものを試作して、全世界に発信できる時代になっている。ある意味誰にでもチャンスはあるということだった。

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お金は人生そのものを左右する。
「みっともないお金の使い方」川北義則著より。
ここでのタイトルは「お金が苦手な人はよい伴侶を見つけなさい」となっていた。そこで引き合いに出されていたのが、井深大本田宗一郎だった。どちらも創業者経営者で技術畑の人だ。
しかし、その後大成功したのは金勘定のうまいパートナー、盛田昭夫藤沢武夫がいたからからだった。個人の人生でも同じことがいえたのだ。自分にはない才能を補完してもらえばよかったのだ。
人の相性というのは、むしろ正反対の性格、価値観の持ち主のほうが、一緒に暮らすには好都合だというのが筆者の考え方だった。そういえば、自分は英語は好きだが数学が苦手だから、数学が得意な伴侶にしたのもそうだったかもしれない。
昔話の桃太郎でも鬼ヶ島に鬼退治に行く際には、自分にはない能力をもったサル、キジ、イヌなどを家来として働かせている。

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仕事を辞めても彼らは退屈しない。
「みっともないお金の使い方」川北義則著より。
彼らとは欧米人のことだった。日本人は定年を過ぎても働けるだけ働けというのが一般的な考え方だった。それは辞めたら何もすることがなくなってしまうからでもあったのだろう。
また金銭を稼ぐというのも理由かもしれない。だから、別にやることがあればそれを楽しめればいいのではないかとも思える。リタイア後で一番いいのは悠々自適の生活だろう。
ここには働きたいという人間にブレーキをかけることもないともあった。人それぞれでいいのだろう。