言葉を口に出すことは、脳をその気にさせるための一番の方法。

言葉を口に出すことは、脳をその気にさせるための一番の方法。
「いい言葉は人生を変える!」佐藤富雄著より。
ここでのタイトルは、「うれしさ、楽しさ、感動を語ろう」となっていた。日々の生活の中では、悪い言葉使いをやめてよい言葉だけを使っていくのがいいようだ。
悲観的な言葉が思い浮かんだら、あえて楽天的な言葉を口にすることで悲観的な考えを振り払えるともいう。根拠がなくても自信を持つことは大事なことなのだろう。
自分にとってよい言葉をたくさん使えば、次第に気分も盛り上がってきて、言葉にも心がこもるようになるようだ。つまり言葉が意識を作るということだった。意識してみたい。

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快の言葉をストックしてみる。
「いい言葉は人生を変える!」佐藤富雄著より。
もし語彙が豊富であれば、それだけ広い意識空間を持てるという。また複雑な思考を組み立てられるようだ。だから意識的に言葉を使っていくことは、より豊かな実りある人生を創ることにつながるのだった。
言葉という財産はいくら使っても減ることはなかった。むしろ使うほど豊かに増えていくものだった。筆者は、自分によい影響を与えてくれる快の言葉をせっせと増やし続けているという。これはよさそうだ。例えば、次のようなものがあった。
「今日も素晴らしい一日になるぞ」「日一日とよくなっていく、明日が楽しみだ」「私の人生はよくなる一方だ」「必ずできる、とにかくやってみよう」「人生は素晴らしい、毎日が楽しくてたまらない」「良いことは長続きする」・・・無限にありそうだ。
楽天的な言葉こそが、楽天的な意識を養っていくという。ポイントは頭の中で思うだけでなく口にしてみることだった。自分だけの快の言葉を口にしてみよう。

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健康で長生きしている方々は、考え方や言葉使いがとても楽天的である。
「いい言葉は人生を変える!」佐藤富雄著より。
これは筆者が100歳以上の高齢者100名に会ってインタビューした実績から感じたことだった。
楽天的な思考習慣と言語習慣が脳と身体をストレスから守り、長寿に導いているのは間違いないという。
どんな時でも、これでいいのだ、大丈夫!と思っていればよい方向に展開していくという。
ストレスフリーの心持は大事なことだった。若々しく健康でいるためにも必要なことらしい。
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ハッピーな口ぐせは、脳のメンテナンスにとても効果がある。
「いい言葉は人生を変える!」佐藤富雄著より。
例えば、それは「食事がおししい」「酒がおいしい」「気分爽快」「気持ちがいい目覚め」などでよかったのだ。
すると、それらの言葉は脳内の毛細血管を広げて血行をよくし、ストレスを開放させるという。たったひと言、それを口にしただけで元気が出る言葉を使っていくのがいいらしい。「すごいぞ!」「よし!」でもよかった。
「やる気の脳」を動かすひと言はいろいろとあるものだ。「よく眠れた。今日もいいことがある予感がするぞ」と声に出せることがポイントでもあった。
快楽ホルモンを引き出すハッピーな言葉をどんどん口にしてみることがスタートだった。仕事でも成功する人は褒め上手な人らしい。部下にやる気を出させるからだった。