幸せとは、探すものではない。気づくものである。

幸せとは、探すものではない。気づくものである。
「つながる技術」小山薫堂著より。 
ふだん何気なく過ごしていると、自分がし合わせかどうかなんて考えもしない。しかし、テレビニュースを見たり新聞記事を見れば、毎日大変なことが起こっていることがわかる。
そのたびに自分は平穏な日々を過ごせて良かったと気づくことも多い。そんな時幸せであることを実感するものだ。だからわざわざ探さなくても、身近に幸せの種は転がっているきもする。汗をかいた後で飲む冷たい一杯の水でさえ幸せなのだろう。

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マイナスには、チャンスの種がたくさんつまっている。
「つながる技術」小山薫堂著より。
たとえば、クレームが起きた時など、その後の対応でいい関係が築けたりという話はよく耳にする。それなどもマイナスをプラスに転じた一例だろう。
はじめ悪い印象を持っていた人が、実際に話してみると実にいい人だったりすれば、より親近感がわいてきそうだ。
先日、親戚の子どもが高校に入学したのでお祝いを送ったものの、その親からは何の返答もなかったので、少しがっかりしていた。しかし、数日後にはその子ども本人から直筆の短い手紙が届いたので、ホッとして嬉しく感じたものだった。たとえ親から言われたものだとしても直筆は気持ちに残るものだ。
本人はドジだと思っていることも、人からみれば親しみを感じることさえある。確かにはプラスの種を含んでいることも多そうだ。

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エピソードがあればあるほど、人生は輝く。
「つながる技術」小山薫堂著より。
仕事にしても遊びにしてもまた日々の生活にしても、いいことも悪いことも起こるが後になってみれば、いい思い出に思えることも多い。
もうすぐ長かった会社員生活も終わるが、やはり会社員をやったからこそ経験できたことも多い。振り返れば、エピソードも思いだされる。
そして、いい思い出ほど印象に残っているものだと気づく。当時嫌だったこともあるが、それらは忘れていくことのほうが多そうだ。
また、大変だったことを思い出せば、その時に一緒だった人の顔も思いだせる。やはり素晴らしい仲間との思い出は忘れがたい。平坦な人生もいいのかもしれないが。

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なぜか一緒にいたい人になる。
「つながる技術」小山薫堂著より。
もしそれができたら最高だろう。飲食店でも似たようなことが言える。一度行ってみて、感じがよければ、また行ってみたいと思うものだ。庶民にとっては味やサービスの他に価格も判断の基準に入るだろう。
いくらサービスや味が良くても、価格が高ければそうそう回数も行けないものだ。やはりお気軽に何度でも行ける肩の凝らない店がいい。
人のことを考えれば、いつでも緊張せずに話せる人なら最高だろう。自分は人を癒しているだろうか、とたまには振り返りたいものだ。話題を持っていることもその一つかもしれないな。