自分だけの神さまを見つける。

自分だけの神さまを見つける。
「つながる技術」小山薫堂著より。
時どき困ることや苦しい時があると、ついつい苦しい時の神頼みをしてしまうこともある。実際に、神社に行ってお賽銭をあげたことも何度かある。時間が経ったあとできっとお願いが効いたのだろうと思うこともある。
そんな場所は決まってはいないが、身近にあると少しだけホッとするものだ。筆者もそんな場所があるらしく、それは小さなお稲荷さんのほこらだという。今でもたまに行っているそうだ。
そこに行けば前向きになれるような場所はパワースポットといってもよさそうだ。自分だけの神さまと出会える場所を持っているのも強みかもしれないな。

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評価にとらわれた瞬間、その仕事はニセモノになってしまう・・・
「つながる技術」小山薫堂著より。
確かに人の評価を気にしていたら疲れてしまいそうだ。たとえ人が見ていようがいまいが、自分の仕事を自分の信じた方法で、黙々と何十年もやり続ければいいだけのことのようだ。
それが本物ということらしい。ここの最後には次のようにあった。
「自分が期待するほど、人は自分のことを見ていない。自分が油断している以上に、人は自分のことを見ている」と。まさにその通りだと思える。気をつけねばな。

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「自分は運がいい」と信じる。
「つながる技術」小山薫堂著より。
筆者は学生時代から、父親に「お前は運がいい」と言われ続けて育ったという。大学で滑り止めで受けたところに入ったことが、今の職業のキッカケになったという。
彼の父親の口癖は「人生はすべていい方へ向かっているんだ」だったという。たとえ、その時にがっかりしても、それが後ほどいい方向に向かうこともある。失敗がいい勉強になっていればそれは運がいいとも言えそうだ。
「自分は運がいい」と信じれば信じるほど、本当に運がよくなっていく気がする。これが筆者の実感らしい。常にポジティブシンキングで行きたいものだ。

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意識さえしておけば、必要な情報は自然に集まってくる。
「つながる技術」小山薫堂著より。
意識するとは、常に心の片隅で思っているということだろう。普段見過ごしていたことの中にもヒントがつかめるということはしばしばだ。
そややって新しい知識も増えていく。最近の経験だが、今まで自宅にやってくる野鳥などには関心がなかったが、写真を撮るようになったら気になってよく見るようになった。すると意外にも珍しい鳥がいることにも気づいた。
そして野鳥について意識していたら名前をたくさん憶えられたのだ。鳥の鳴き声だけでも種類が分かるものもある。これは実に楽しいことでもある。
日常を楽しむためにはちょっとした意識も持ちようでもある気もしている。

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「いいこと」を引き寄せる。
これは実に楽しいことでもある。
そんなことができれば、最高の人生を送れそうだ。そんな偶然はたまたま起きるわけではなかった。それなりの普段の心構えがあるから起きたことだったのだ。
ここには、それは人間力を鍛えることだとあった。その人間力は、どうしてつくのかといえば、見返りを期待せず、社会に貢献するとでもあるらしい。たとえば、道に落ちているゴミを拾う、玄関の前を掃いたらついでに隣の家の前まできれいにしてあげるだけもよかったのだ。
つまり、いい行いにはいいことが引き寄せられるということのようだ。いいことがない、と嘆くよりも、まずは自分がいいことを無意識にやっていることが先決のようだ。
最後に繰り返しになるが、「見返りを期待せず、社会に貢献すれば、自然と人間力は鍛えられる」とあった。