女性のほうが孤独に強いから、長生きできるのだろう。

女性のほうが孤独に強いから、長生きできるのだろう。
「孤独が一流の男をつくる」川北義則著より。
女性の平均寿命は昔から男性より長いことは当たり前になっている。その理由の一つが孤独に強いからだというのだ。孤独に強い理由が3つ挙げられていた。
1、些事を楽しめる。2、うわさ話が好き。3、手足をよく動かす。1は家事をしている影響が大きいというが、それは納得できる。2は好奇心が旺盛ということだった。3は家事がらみが考えられる。
それなら男もそれをやってみればいいだけのことだろう。それは意識と行動の問題だと考えられる。
また家事はまじめにやれば、スポーツジムでのトレーニングに匹敵する運動量だというから驚きだ。男も頑張らねばな。

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「何でもいい。手と足を使う仕事を見つけなさい。」
「孤独が一流の男をつくる」川北義則著より。
これは開高健氏の言葉だった。川北氏はそれに共感していたのだ。世の中便利になると、ついついそれに頼ってしまう。だから、頭を使って体を使わなくなってしまう。
しかしいつもそれでいいわけはなかった。活動的でなと体がなまってしまう。それは生活習慣病に直結するだけでなく、精神の荒廃にも関係してくるという。これは恐ろしいことだ。
情報をインプットしたら、その分を何らかの形でアウトプットすることも大事なことだったのだ。それは身体行動でなければならないというのが、養老孟司さんの考えだった。
この言葉をよく考える必要がありそうだ。とくに高齢になればこそだ。
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男女ともに異性の友だちが必要だ。
「孤独が一流の男をつくる」川北義則著より。
上野千鶴子さんによると、経験的にみて「この人は幸せな楽しい老後を送っていらっしゃるな」と思う男性たちには、ひとつ共通点があるという。それは女性の友人が多いことだった。
たまに一緒に酒を飲んだり、食事をしながら、四方山話に花を咲かせる女友達をもてということだった。異性に接することによる「ときめき感」が大きいらしい。
男も女も年齢に関係なく「ときめき」を求めるようだ。それは異性の友だちだからこそ感じることだったのだ。ちょっとした機会と勇気が必要だろうが。