「ジョギングが海馬を太らせる」

「ジョギングが海馬を太らせる」
「50歳からの教養力」江上剛著より。
これは筑波大学体育系しかも教授が言っていることだった。海馬とは脳の記憶を担う機関のことだった。しかも認知症治療にも効果があるという。
筆者の江上氏は走ることが趣味だからこんなことにも気づいたようだ。決して早く走る必要もなく、ジョギング程度の緩やかなランニングでいいという。とはいっても走るにはそれなりの準備も必要だとも思われる。その習慣がついてしまえばいいのだろう。
江上氏は自身の経験から、もしアイデアが出てこなかったり、解決法が見つからない場合にはお勧めだと述べていた。これは効果を実感しているからこそ言えることだ。

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自分を励ましてくれる言葉を持つ。
「50歳からの教養力」江上剛著より。
自分にとって大切な言葉を座右の銘としてもってくのはとてもいいことだという。それは人に聞いたり本で読んで自分で共感できるワンフレーズでもあるだろう。
何年たっても忘れられない言葉はその候補と言ってもよさそうだ。自分なら、もう40年も前に読んだ「道は開ける」(デール・カーネギー著)のなかの「今日という枠のなかに生きよ」という言葉が忘れられない。この数年では書名は忘れたが、「サービスはいつも坂道発進」(中谷彰宏)という言葉も印象に残っている。
つい最近では、「考えても仕方ないことは考えない!」という草野仁さんの言葉も心にとめておきたいと思った。これは「老い駆けろ!人生」と言う本の帯にあったものだった。そんな言葉があることで、気持ちが楽になったり背中を押されることもある。

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人脈とは気持ちで繋がる関係のこと。
「50歳からの教養力」江上剛著より。
人脈とは一言でいっても、それはしばしばビジネスがらみのことであることが多いようだ。しかも、それは自分だけにプラスである関係ではありえないものだ。
自分も相手にとって何らかの価値ある人間でなければならないのだ。たんなる知り合いや知っているだけでは、本当のつながりとは言えない。
やはりそこにはお互いの信頼関係がなければ意味はなかったのだ。それを築くのはそうそう簡単なことではないだろう。たまたま名刺交換したり、1,2度顔を見て言葉を交わしただけでは到底無理な話だと思える。大事なのが心でつながっているかだった。