ワクワクすると脳ミソが活性化する。

ワクワクすると脳ミソが活性化する。
「PHP11月増刊号 特別保存版」より。
こう語っているのはイラストレーターの南信坊さんだった。ここでのタイトルは「たのしいのが一番」となっていた。南さんは、寝ようとするときに面白い企画を思いつくらしい。
イデアを思いつくと、目がどんどん冴えてきてメモを出してきていろいろと書きつけるという。それを書いているときがものすごく楽しいようだ。しかし、その企画が実現したことはほとんどないと語っている。
確かになにか面白いことを思いついた時にはワクワクするものだ。結果はどうあれ、その時が楽しければいいのかもしれない。私の場合は寝るときというより、朝起きてぼんやりしているときに思いつくこともあった。
その時の思い付きをノートにメモをして置いたことがあった。けっこうワクワクしたことを思い出す。そんな時は脳ミソも活性化しているのだろう。逆に言えば、脳ミソを活性化するたあめには、始めからワクワクすることを思い出したり、やってみればよかったのだ。

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五十代から、「迷惑ババア」「クソジジイ」になって生きる。
「PHP11月増刊号 特別保存版」より。
ずいぶんとインパクトのあるフレーズだった。これは五十代からいい人生を送る、と題して書かれている部分にあったものだ。ここでのタイトルは、『「迷惑な人」のすゝめ』となっていた。語っているのは、心理カウンセラーの心屋仁之助氏だった。
なんで迷惑がいいのだろうかと思ってしまう。ここには、自分らしく生きようとすると、多かれ、少なかれ間違いなく人に迷惑をかける仕組みになっているからだそうだ。
逆にいえば、「迷惑をかけないように生きる」ことは「自分らしく生きていない」ということになるらしい。
さらに、自分らしく生きることを放棄した人が、幸せな人生を送るのは難しいともいう。確かに幸せだと思える時は、自分らしく仕事ができたときや家庭でくつろげる時だ。実にユニークな考え方だが、なぜか頷ける気もする。

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「感謝の人生」
「PHP11月増刊号 特別保存版」より。
自分のできないところを人にやってもらうというような迷惑ばかりかけて生きる人生のことだった。
確かになにかやってもらえば、その人に感謝しなければならない。迷惑をかければ「ありがとう」「すみません」を繰り返さなければならない。自然と感謝の人生になるというわけだった。
筆者は、人に迷惑をかけないようにしている人って、「水くさい」という。そんなものだろうか、とふと思ってしまった。迷惑はかけられたほうは、かなり面倒な時間を過ごすのだろうな。

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なんとなくやりたいことをなんとなく始めよう。
「PHP11月増刊号 特別保存版」より。
自分の好きなこと、やりたいことはあえて口にしなくても、自分の中にあるらしい。またすでにそれをしている場合もあるだろう。
自分は本当はこうしたい、というものを持っているはずだという。それは意外に子供の頃の夢だったりする。それには意味などなくても良かったのだ。好きだからという理由でやればよかったのだ。
好きなことをやっている人に対して、それって何か意味があるの?と聞くことはナンセンスなのだろう。たとえば、ノーベル賞は研究としては素晴らしいが、基本的には役に立たないこともたくさんあるらしい。
だから、なんとなくやりたいことをなんとなく始めるので良かったのだ。人生を楽しむってそういうことなんだな。
最後のほうに「好きなことって、何の役にも立たないことが多い」ともあったが、なるほどと思えた次第。