「時には20歳の青年よりも60歳の人に青春がある」

「時には20歳の青年よりも60歳の人に青春がある」
「腸スッキリ!健康法」藤田絋一郎著より。
腸スッキリ健康のメリットは、年をとっても元気でいられることだった。これは筆者自身がその健康法を実践してみて「70歳を過ぎてもいきいきと人生を楽しむことができる」と実感しているからだった。
その一つとして、ご飯やパンなどの炭水化物や砂糖などに含まれる糖質を控える食事法を提案している。これは長寿には欠かせない方法らしい。
中高年以上になっても糖質をとりすぎると、体のなかに活性酸素が増え、生活習慣病を引き起こすリスクが高まるという。気をつけたい。
タイトルにあげたフレーズは、サミュエル・ウルマンの「青春」という詩の一節だった。体内の免疫システムを高める要素の70%は、腸内細菌が握っているが、あとの30%はつねに新鮮な気持ちで生きようとする心のありようだったのだ。
子どものようなみずみずしい感性をもって成長し続けることは、たとえ70歳を過ぎていても十分可能なことらしい。頑張ってみる価値はありそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
週に数回、20〜30分程度のウォーキングで腸が喜ぶ。
「腸スッキリ!健康法」藤田絋一郎著より。
その程度のことなら、実に簡単そうだ。また通常の通勤をしていれば、それくらいは無意識のうちにやっているだろう。体が動けば腸も動くからいいらしい。
必要なのはあくまで、気持ちがいいと感じる程度の適度な運動だった。すると、腸は、幸せ物質であるドーパミンセロトニンもせっせと作ってくれるようだ。
免疫力を保つには、あくまで適度な運動にしておくほうがいいらしい。苦しいほどやれば、免疫力は下がってしまうという。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バナナ、ハチミツなどに多く含まれるオリゴ糖をとる。
「腸スッキリ!健康法」藤田絋一郎著より。
腸内細菌を増やすためには、乳酸菌やビフィズス菌などを直接飲んだり、大豆発酵食品を食べるといいようだ。
オリゴ糖は熱や酸に強いので、腸に届きやすい性質を持っているという。それらはバナナ、ハチミツ、キャベツ、タマネギ、ネギ、ゴボウ、アスパラガス、大豆、麦類、トウモロコシ、枝豆、牛乳などに多く含まれているから、積極的にとるべきだという。
健康で長生きを目指すなら、病気や老化の原因となる活性酸素の発生をなるべく防ぐべきだという。そのためには、食物では、抗酸化力の強い色とりどりの野菜類をたっぷりとるべきだった。
それらはキャベツ、ブロッコリー、トマト、レンコン、ナス、リンゴ、ライチ、サクランボなどだった。
いずれにしても、色とりどりの野菜をバランスよく食べていれば間違いはなさそうだ。