腸を整えれば免疫力もアップし病気知らずの体になる。

腸を整えれば免疫力もアップし病気知らずの体になる。
「腸スッキリ!健康法」藤田絋一郎著より。
実際に医者がそう言っているのだから、信じたいものだ。そう言えば、20代から半ばまで花粉症でかなりひどい時期を過ごしたが、長年ヨーグルトを飲み続けたらその症状も軽くなっている。やはりそれも腸の免疫力が上がったせいだろうか。
ここにも、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーを改善できるともあった。腸は食物を消化し、糞便をつくる単なる管ではないようだ。腸は免疫力の70%をつくる、身体のなかで最も重要な器官だと述べられている。
今までほとんど考えたことがなかったが、実際に本を読んでみると興味がわいてくる。年に数回胃や腸が痛むことがあるが、そのたびに胃腸科に行っていた。先月も行って薬を処方されたのだ。やはり、医師からの薬と本をあわせて読むとわかりやすい。
腸は腸に侵入した病原菌を追い出し、食物を消化し、ドーパミンセロトニンなどの脳の伝達物質やビタミンを合成しているとまでいう。それほどスゴイ器官だと知って驚いた次第だ。

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善玉菌そのものあるビフィズス菌
「腸スッキリ!健康法」藤田絋一郎著より。
しばしば善玉、悪玉という菌がることは知ってはいたが、それがどんなものかは知らなかった。善玉菌のエサとなるような食物繊維をとることで、腸内の善玉菌を優勢にしようとすることは有効だという。
よく食物繊維をとれということは言われてもその意味が分からなかったが、そういうことかと納得できる。
この章のタイトルには「腸を整えて野生を取り戻せ!」となっていた。別のページでは土壌菌をとることをすすめている。それは大豆発酵食品を食べると、乳酸菌などの善玉菌と呼ばれる菌類のほか、数多くの土壌菌が含まれていることがわかったという。
カプセル型の土壌菌サプリメントとして「マメビオプラス」というのもあるらしい。簡単にとれるのは、納豆、みそ、熟成した発酵食品だった。

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NK細胞の活性化でガンを予防する。
「腸スッキリ!健康法」藤田絋一郎著より。
たまにNK細胞という言葉を耳にするが、すぐに忘れてしまう。まずは規則正しい生活をして、腸内バランスを体内の免疫システムが働いてガンを予防できるという。
その先兵の役割を果たすのが、腸にたくさんあるNK(ナチュラルキラー)細胞だったのだ。
楽しいことを考えたり適度に運動するだけでNK細胞は活性化されるのだった。逆に気分の落ち込みや嫌なことを考えるだけで動きが鈍るという。できるだけいつもいい気分でいたいものだ。毎日何か楽しいことを考え、それを実行して楽しみたいものだな。