結果ではなくプロセスを楽しめること。

結果ではなくプロセスを楽しめること。
「PHP11月増刊号 特別保存版」より。
これは「疲れにくい心と体をつくり!」と題して、医学博士の海原純子氏が書いているコラムの中にあったフレーズだった。サブタイトルには“いきいきと毎日を過ごそう”ともあった。
いずれにしても、心も体も健康でなければ、いきいきとは過ごせない。そのバランスが大事なのだろう。ここでは、そのヒントとして「楽しいことを増やそう」と述べられていた。
何をするにも会社のため、家族のためとばかり思っていると、ストレスがかかり心の疲れがたまってしまうという。
そこで大事なことは、「結果よりプロセスを楽しむことをどれだけ持つことができるか?」だった。これが疲れにくくなるための秘訣らしい。つまりそれが多ければ多いほどいきいき過ごすためには有益だということなのだろう。

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精神の疲労度と、肉体の疲労度のアンバランスを引き起こしやすい。
「PHP11月増刊号 特別保存版」より。
ストレスが多い現代社会では、ついこんな状態になりやすいそうだ。心が、疲れるとついつい動きたくなくなってしまう。そして、体を動かさないでいると体はあまり疲れないのだった。
これが、心が疲れても体は疲れていないというアンバランスな状態だった。そんな時はむしろ軽くストレッチなどをして体を動かすことをすすめている。
体にほどよい疲労感が生まれると、ぐっすり眠ることができるのだった。だるいと感じるときは、むしろ体を動かしたほうがいいのだろう。

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心の持ち方で疲れ方は全然違う。
「PHP11月増刊号 特別保存版」より。
仕事も始めから大変そうだと思ってとりかかると、余計に疲れがますように感じる。あまり得意でないことをする場合もそうだろう。しかし逆に好きなこと得意なことであれば、それほど疲れないでできる。
始めから、「こんなもの簡単だ」と思ってやれば疲れないことが多いらしい。ある意味場数を踏んでいれば、予測できるだけ楽に思える。知らない土地に初めて行ったときは、距離感もわからないから余計に疲れるものだ。
慣れは気持ちに余裕を与えてくれるし、疲れ方も楽になる。ここでは、ポイントはやっていることに、自分が楽しみを見出せるかどうかだと述べられていた。まさにその通りだ。
体を休息させることも大事だが、同時に心を充実させることにも目を向けようということだった。仕事も自分のペースで進められれば、成果も期待できるし楽しいものだ。