失敗しない人は、モテない。

失敗しない人は、モテない。
『「欲しい」と言われる男になるMUST50』中谷彰宏著より。
これはなんとなくわかる気がする。なんでも一見完璧な人だと堅苦しくも感じるものだ。むしろボケをかましたり、うっかりしているとむしろ安心することがある。
ここでの1行目には、「失敗しない人と行動しても、楽しくありません」とあった。実際は失敗はしてるだろうが、それをあえて人に話してないようだ。聞いていて面白いのは失敗談だった。
成功している話はあまり面白いとは思われない。むしろ自慢話に聞こえてしまうものだ。話の面白い人は、失敗談のバリエーションを持っていると、中谷氏は指摘していた。
ここにはまた、失敗しそうなことをやらないでいると、脳が老化していくともあった。なるほどそうかもしれない。チャレンジは若さの根源だろうな。

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アウェーでの引き分けは、勝ちに等しい。
『「欲しい」と言われる男になるMUST50』中谷彰宏著より。
これは面白い考え方だった。アウェーとはやはりホームと違って敵地で戦うから不利なことは確かだろう。応援もほとんど敵チームだからだ。
やりにくいのが普通だ。しかし、慣れた場所でばかり試合をしていても本当の実力はつかないだろう。慣れている店なら行きやすいし買いやすい。しかし新しい店には違ったものが陳列されているものだ。
新しい発見はやはりアウェーでなければ見つからないだろう。専門外のことにもチャレンジすることで、新たな発見はあるのだろう。また可能性も見えてくるかのしれない。

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運のない人は、いつも「それはなんのために?」と考える。
『「欲しい」と言われる男になるMUST50』中谷彰宏著より。
何かを始めるときに、いちいち理由を考えていると前には進みにくい。できるだけシンプルに考えて、やってみることも必要だろう。
英語を勉強している人がいても、何のためにと考える必要なないのだ。友人に英語の資格を取ろうという男がいる。それは英語を勉強する励みになるからだと言っていた。好きでやっていることだから、それでいいのだろう。
ここには、「好きだから」「楽しいから」は数値化できないとあった。そう言えば、かつてホームページを作ったり、ブログをやっている、とかつての同級生に話したことがある。
その男は、それは何かメリットはあるのか、という発想だった。メリットが考えられなければ何もやらない人間なのかとがっかりしたものだった。彼にはきっと何の運もやってこないだろう。

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運は不思議なもので、分ければ分けるほど増える。
『「欲しい」と言われる男になるMUST50』中谷彰宏著より。
運のいい人は、運が循環しているという。つまり、運が入ってきたら握りしめないで、まわりの人に分けていくということだった。
握りしめた瞬間に運は消えてしまう。握りしめたら、次の運も入ってこない。お金も同じことだった。入ったお金を握りしめているうちは、それ以上お金は増やすことはできない。
運も人脈もグループで存在するものだった。ひとりで持つ運には限界があるのだ。運は人に分けても減ることはなかった。むしろ増えるようだ。
運の悪い人は、同じ仲間をまわりに集めているようだ。友達どうしで持っている運が、自分にとっての運につながるのだった。