何の根拠もないのに自信過剰であること・・・

何の根拠もないのに自信過剰であること・・・
「アイデアの極意」内藤 誼人著より。
つまり、これがアイデアマンの必須の条件だという。発想力は技術だとも言っている。誰もいつでも成功するわけではない。むしろ一つの成功の裏には100もの失敗作があるのだ。
イデアもほとんどがつまらないものばかりであることが当然だ。むしろ楽観的に考えて、アイデアの量産をすればいいのだ。
ここで引き合いに出しているのは、ベーブ・ルースで野球人生では714本のホームランを打ってはいるが、同時に1330回も三振している。また王さんは868本のホームランを打っているが、三振も1319回と多い。
結局、失敗を恐れているとせっかくのチャンスを逃してしまうということだったのだ。つまらないアイデアでもまずは、たくさん出してみれば、その組み合わせからオリジナルなものができるかもしれないな。まずは、自己暗示から始めてみよう。

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いつまでもストレスを感じているようでは良いアイデアは生まれない。
「アイデアの極意」内藤 誼人著より。
そこで、大事なのはまず、くつろぐことだった。いつでも椅子にビシッと腰かけているだけでは、体が固まって自由な発想もできそうにない。
もっと精神的にも身体的にもくつろがなければ、良いアイデアなど生まれようがないのだった。
ここにはリンカーン大統領の職務のことが述べられていた。彼は足を投げ出して職務を行っていたという。つまりリラックスした姿勢で考えごとをしたほうが、ずっと創造性が高まるということだった。これはアメリカの大学で証明されていることだった。
着るものも体を締め付けるものよりもゆったりした洋服のほうがいいらしい。またソファにゆったりと寝そべるのもいいという。そう言えば、竹村健一氏もそんな格好で対談していたと、かつて読んだ本に書かれていたな。

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ユーモアは素晴らしいアイデアを生み出す効果がある。
「アイデアの極意」内藤 誼人著より。
お笑い番組や笑える映画を観るのも意外に良いアイデア産出法だという。ここには、「お金持ちだからにこにこしているのではなく、にこにこしているからこそ、既存のビジネス習慣を打ち破るような驚くべき商法や商品を思いつくのである」とあった。
なるほど、そんなものかと思える。いいアイデを出そうと思えば、とにかく面白いコメディ映画を観て笑うのがいいと、すすめている。
そういえば、最近「笑う」という体験をしてしなかったことにも気づく。また自分から面白い冗談を仕入れておくのもいいのだ。アイデアマンは思考も柔軟でなければならないとうことだった。
本田宗一郎さんは、どんな人と話すときにも冗談を欠かさなかったという。やはり常識的な習慣にとらわれているうちは、大した結果も期待できないものだろう。