つねに自分を客観視せよ!

つねに自分を客観視せよ!
タモリさんの成功術」内藤 誼人著より。
心理学者である筆者は、自分を突き放して、もうひとりの自分で自分を眺めるようにすると余裕が出てくると述べている。
その一つの方法として、自分自身と会話をするクセをつけると、プレッシャーも吹き飛ぶという。相談する相手は、自分自身でもかまわないということだった。
こんなことで、自分の心が落ち着いて、余裕が持てるなら簡単そうに思える。そういえば、プロテニス選手もラケットに向かって話しかけたり、プロ野球の投手がグローブに話しかけたりしたのを見たこともある。

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頭を柔らかくし、ユニークな考えを生み出す創造力を手に入れるためには、趣味を持つこと。
タモリさんの成功術」内藤 誼人著より。
趣味に没頭できるかどうかは、その人がどれくらい創造力のある人かどうかのバロメーターにもなってくるという。
なるほど、それは頷ける。大好きな趣味を持っていれば、楽しい時間を過ごすことができる。だからこそ創造力の芽が出てくるのだろう。
これは逆を考えればわかりやすいかもしれない。じっとしてつまらない時間を過ごしているだけで、なにかいいアイデアが浮かんでくるとは考えられない。
確かにガンガン仕事をしている人ほど、よく遊んでいるともいえそうだ。タモリさんは驚くほどたくさんの趣味を持っているようだ。
だからこそ話題も豊富なのだ。調べることが趣味というのがすごいことでもあるな。

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「頑張らない」ことを座右の銘にしろ。
タモリさんの成功術」内藤 誼人著より。
タモリさんは頑張るから苦しいんでしょ、という考え方だった。頑張るのはちゃんとした人だという。
いい結果を出そうとすればするほど苦しくなるのは当然だ。むしろ、どうだったいいじゃないと思えば気も楽になる。仕事もそう行きたいものだが。
どうでもいいと思えば、気楽に時間を過ごせるのだろう。むしろその方がタフにも、しぶとく生きるしなやかさにもつながるようだ。
深く考えたところで、解決方法など見つからないに決まっていると考えたほうがいいのかもしれない。

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とにかく何かを調べたら、必ず、その知識を他人にひけらかすこと。
タモリさんの成功術」内藤 誼人著より。
ここでのタイトルは、「知的に見えるような会話をする方法」となっていた。知的に見えれば、それなりのメリットがあるらしい。人を楽しませることができるのもその一つだろう。
たとえば、読書をしたら、その内容を他人におしゃべりして聞かせることもいいらしい。いくら頭に教養を詰め込んでも、それを外に出さなければ、人には通じない。
人に話すことで、自分の血肉にもなっていくというのも頷ける。知識は持っているだけでは十分ではなく、それを使いこなすことが大事だったのだ。タモリさんはそれができる人だった。