記事をネタに「1分スピーチ」をすると考える力がつく。

記事をネタに「1分スピーチ」をすると考える力がつく。
「1分で大切な仕事を片づける技術」齋藤孝著より。
ここでは、実際に齋藤氏が大学授業で行った実例が示されていた。それは、新聞の紙面から興味・関心のある記事を一つ選び、切り取ってノートの左側に貼り付けることだった。
そして、右ページには記事の骨子を図解化して、上に書くことだった。その下には、その記事を選んだ理由、感想、疑問、意見や提案などを書き込むのだ。
つまりアナログで、切って貼って、手書きするという作業が大事なことだったのだ。このように意見を述べることを前提に読むことで吸収度も違ってくるようだ。それは頷ける。

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クリエイティブな仕事は雑用から生まれる。
「1分で大切な仕事を片づける技術」齋藤孝著より。
一見クリエイティブだと思える部署でも、実際はほとんどが砂をかむような作業の連続らしい。その雑用の中から創造の芽がでることもあるようだ。
クリエイティビティを追求する際には、雑用は不可欠なことでもあった。例えば、コピーに強くなれば、コピー職人にもなれるのだった。
地味な作業ができることで、仕事力も向上するというわけだ。むしろ雑用をするからこそ、クリエイティビティは生まれると筆者は主張している。

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机を片づけるより、片付いている机を探す。
「1分で大切な仕事を片づける技術」齋藤孝著より。
齋藤氏の研究室には、本や資料などが無造作に山積みになっているという。よくこれで仕事ができますね、などといわれるらしい。
しかし、氏の研究室は物置でしかないと考えていたのだ。仕事は主に喫茶店などで行っているという。要するにこれが片付いている机になるのだった。
茶店ならテーブルは片付いているから、仕事もやりやすい。また場所を変えると気分転換も図れるのだった。そして、仕事に集中できるらしい。
そして、必要な資料だけ持ちだせば仕事ができるということだった。必要なのは、パソコンと携帯と、必要な資料だった。これは有益だろう。