努力する者のみに、運は転がってくる。

努力する者のみに、運は転がってくる。
「技術の鉄人 現場の達人」牧野昇・中谷彰宏著より。
しばしば言われるのは、努力しても必ずしも報われるわけではないということだ。しかし、それさえもしなければ、ゼロに近いのだろう。
かうて、牧野さんが松下幸之助さんに「どうして、あなたは小学校4年生しか出ていないのに、ここまで来られたんですか?」と聞いたのだ。
すると、経営の神様は「牧野さん、それは運でんねん」と答えたそうだ。しかし、それは自分の努力でたぐり寄せる部分が大きいと言ったそうだ。
牧野さんは、運はきれいなところには落ちていない。現場の泥の中に落ちているんだという。決して棚からボタモチではありえないということのようだ。

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成功者の共通点は「書くことをいとわない」ということだ。
「技術の鉄人 現場の達人」牧野昇・中谷彰宏著より。
どんなにITの時代になっても、書く力はより大事になるということだった。やはり、自分の頭で漠然と考えたことも、文字にしてみるとより鮮明になることが多い。
中谷氏は、ただ書くのではなく、速く書ける能力が求められていると指摘している。たしかにタイミングが大事で、いつまでたっても書き終わらなければまったく意味がない。
思っていることも、しっかりと言葉として表現できなければ、人には何も伝わらない。牧野さんは常に起承転結で文章を組み立てているそうだ。
起、はじまり。承、は主文。転は意外性を持つ独自のコメント。結で短く全体をしめくくる。ということだった。日々トレーニングということだろ