お金は使ってこそ生きる。

お金は使ってこそ生きる。
「男はお金とどうつき合うべきか」川北義則著より。
使えないお金や資産がいくらあっても意味がない。そこそこお金も時間もあるという状態がいいのだろう。
筆者は、やりたいことがあって、それを楽しめるお金と時間があることが必要だという。さらに一緒に楽しんでくれる友達もいるなら、生き金の使える幸せな人だという。
幸せを実感するためには、それらのバランスが一番大事らしい。当然ながら健康で動けるということも基本的なことだろう。
世の中には、貧乏でも幸せな人もいれば、一方でお金持ちなのに不幸な人もいるということだった。誰もが幸せを目指していることは確かだ。

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人物の評価というのは、つまるところ、人生の深さなのだ。
「男はお金とどうつき合うべきか」川北義則著より。
まず川北氏は、人間の魅力について次のように語っていた。一言でいえば、ほかの誰でもない自分だけが語れるオリジナルの言葉を持っているかだという。
そんな言葉は、何かにチャレンジしたことがあるかどうかで決まってくるそうだ。確かに、人と同じ経験なら、オリジナルな言葉など生まれるはずはない。
やりたいことがあれば、リスクを覚悟でお金を惜しまずチャレンジすることだった。それは、また自分を深堀りすることにもつながっていた。
自信をもって語れることを一つでも多く持っていたいものだ。それにはやはり自分で考えて行動するしかないのだろう。

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割り勘をやめると人間の絆ができる。
「男はお金とどうつき合うべきか」川北義則著より。
男同士なら、支払いの時にいつも割り勘だと、味気ないし、面白みに欠けるという。割り勘ばかりでは、バランス感覚が磨かれないようだ。
たしかに奢ったり奢られたりは難しい。相手の負担にならないようにするにはどうするかなど考える必要もありそうだ。
相手が目上でも、たまにはご馳走することも必要だった。さらに、ご馳走するときには、自分が主役にならないこともポイントのようだ。自慢話は禁物だ。
自分のできる範囲内で、何かしらお返しをすることが大事らしい。やはり、割り勘をやめることで、気持ちのやり取りもできるようになるという。