つねに「見た→考えた」「聞いた→考えた」のトレーニングを自分に課

つねに「見た→考えた」「聞いた→考えた」のトレーニングを自分に課す・・・
「スピードシンキング」鷲田小彌太著より。
筆者の体験では、これを繰り返すことで、思考速度が数倍速になるという。そのためには頭を使うことだった。
たとえば、それは通勤時間でもできることだった。電車の中には中吊り広告があって、週刊誌などの見出しが目に入る。それを眺めて頭のなかでいろいろと思考するということだった。
そのテーマを見て、否応なしに30分で400字のエッセイを「頭の中に書く」ということだった。これを習慣づけるといいらしい。むしろ電車の中では居眠りが多いことに気づく。
できれば批判的な検討を加えるのがいいらしい。座っていると眠ってしまうから、今度満員電車でやってみるかな。

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ワンダー(不思議な)のあふれるところにワンダフル(すばらしい)が生まれる。
「スピードシンキング」鷲田小彌太著より。
まるで、優れたコピーのようにも思えた次第。この前には、「驚きは哲学(=考えること)の母であるとも書かれていた。どちらも面白い!
ここでの、タイトルは「考えの飛躍、重複、矛盾、漏れ落ちを恐れるな」となっていた。つまりどんなことでも思い切って書くべきだということらしい。
あえて飛躍をするということも、高速思考には大事なことだった。独断的とも思えることもポンと言い放つことを意識的に行うこともありだったのだ。
むしろ役人の何人もの手を経て発表される文章には力が感じられないという。極端な意見こそ注目され、印象に残って面白い。