ドリームよりビジョンを持つ。

ドリームよりビジョンを持つ。
『「つらいな」と思ったとき読む本』中谷彰宏著より。
短くてすっきり頭に入ってくるフレーズだと思った次第。夢はなんだか抽象的なことが多そうだ。将来の夢といってもなかなかそれを実現することは難しい。
しかし、ビジョンといった場合、それはしっかりした目標にも思える。その目的のために具体的に何をいつまでに、どうすればいいかを考える必要があるだろう。
実際、頭も体も動きやすくなるのはビジョンととらえたときかもしれない。夢はなかなか書きにくいが、ビジョンなら文字にして書き出してみるとわかりやすそうだ。

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切りかえ力が、テンションの継続力につながる。
『「つらいな」と思ったとき読む本』中谷彰宏著より。
書いてみて、ここには、二つの「力」が入っていることに気づいた。継続するためには切りかえることが必要だったのだ。
だらだらと継続していても、それほどの成果は期待できないのだろう。大事なのはある意味メリハリかもしれない。
ここのタイトルには、“継続は、変化の連続から、生まれる”とあった。なるほどそうかもしれない。まったく同じようなことの繰り返しではマンネリに陥ってしまいそうだ。
ちょっとしたことにも変化があったり、工夫があったりすれば面白くなっていくものだ。継続にはそんな面白味が必要だとも思える。
毎日異なる刺激を受けるのも、またテンションを継続するには有益だとも思える。それはFBでコメントをもらった時にも実感している。

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答えは問題意識の中にある。
『「つらいな」と思ったとき読む本』中谷彰宏著より。
何事も先に問題意識がないと身につかないとも思える。また自主的に動けるのは、問題意識があるからだろう。
たとえば、人にサプライズプレゼントをしようと思えば、それなりに頭を使わねばならない。また、そんなことを考えるのは、実際考えている自分が楽しい時間を過ごしていることにもなる。
問題意識というと、なんだか硬い感じもするが、関心と置き換えるともっと身近に感じられる。普段から関心を持っていればこそ気づくことも多い。
趣味や学問でいうなら、興味ともいえそうだ。その興味が強いことほどどんどん詳しくなっていけるものだ。それは自分が楽しいからだろう。

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自分自身を、バージョンアップしていく仕組みを、つくる。
『「つらいな」と思ったとき読む本』中谷彰宏著より。
これは「前向きな元気が、わいてくる」というなかの小タイトルの部分にあったフレーズだが、実に魅力的に感じたのだ。
もし、それを実感出来たらどれほど素晴らしいことだろう。バージョンアップするのは、仕事でも人間関係でも、趣味でもいいのだろう。
やや上達という言葉とも似ていそうだ。人づきあいやコミュニケーションがうまくいく方法が自分なりにみつかれば、それを仕組みとしていければいいのだ。
ここには、別の表現で“努力の仕方をバージョンアップしていくこと”ともあった。いつまでも、同じやり方では結果も当然それ以上にはならないからだ。飛躍的な結果を望むため、自分が満足するためには、それなりの創意工夫が当然必要だろう。

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努力しないと、厳しくしもしてもらえない。
『「つらいな」と思ったとき読む本』中谷彰宏著より。
しばしば、見込みがあるから叱るんだということばを読んだり聞いたりしたことがある。はじめから期待がなければ本気で声をかけたりしないだろう。
どんな人も叱られる側にも、叱る側に似もなるものだ。いま先生や上司や社長と言われても今まで何度も何らかのことで注意され、叱られたことはあるものだ。
ここには努力をして初めて叱ってもらえるともあった。それは本気でその人のことを考えてくれているからだろう。師匠は弟子に早く一人前になるよう上達してほしいと考えているからだ。
本気でやらなければ、教えてもらえないということにもつながる。人に無視され諦められたらもうおしまいと言えそうだ。