“諦め心”は人生を小さくする。

“諦め心”は人生を小さくする。
「男が人生で捨てていいもの いけないもの」川北義則著より。
これは人生や目標に対してのことだった。諦めた時点で、すべては終わってしまうとも思える。やはりどれほど考えてやってみたかを考える必要があるのだろう。
作家のバルザックは「諦めは日常的な自殺である」と名言を残しているそうだ。諦めて仕舞うときは、逃げていたり、取り組む意欲を失っていることが多いようだ。ちょっとした創意工夫で新しい別の道が見つかるかもしれない。
「あきらめる」は「明らめる」のことだという。つまり物事を明らかにすることだった。できないなら、それが明らかになるまで取り組むことでもあった。

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変化の激しいときは、“朝令暮改”でいい。
「男が人生で捨てていいもの いけないもの」川北義則著より。
いったん物事を決めたら、どんなことがあっても、また状況が変化してもそれで通そうとすれば、無理がかかるものだ。やはり変化の大きいこの時代には、臨機応変で対応していくことが大事なのだろう。
かつて成功した成功体験の賞味期限は極端に短くなっているという。とくにITが発達してからは、ますますそれは加速化されているようだ。
ブリジストンの創業者、石橋正二郎氏はすでに、足袋の底にゴムを貼り付けた地下足袋、ゴム靴でも成功を収めていたが、さらに国産タイヤの事業化に乗り出していたのだ。
日本にまだ自動車が3,4万台しかなった時代に、タイヤの開発に踏み切っていたのだ。次々と新しい分野にチャレンジすることは大事なことのようだ。

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“友を見ればその人が分かる”・・・
「男が人生で捨てていいもの いけないもの」川北義則著より。
しばしば言われるのは、類は友を呼ぶだろう。やはり同類は集まりやすいものだ。行動様式や意見が合わなければ友達にはなりにくい。しかし、同じような考え方の人同士は気が合うともいえる。
とくに学生時代の同級生は最も気楽に付き合える友ともいえそうだ。それはそこには利害や損得が絡まないからだろう。少しでも、そんなものがあれば長続きはしない。
仕事上や職場で仕方なくその人と付き合っても、それでは本当の信頼関係ができたとはいえないだろう。同じ職場であっても、人望がある人はいるものだ。そんな人との付き合いなら長く続けたいとも思える。

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「おもしろい人」ほど、人気者になれる。
「なぜ、島田紳助は人の心をつかむのが上手いのか?」内藤誼人著より。
まあ、これは当然のこととも思えるが、そんな人になるためには、それなりの努力も必要なのだろう。大人でも子供の世界でも同様で、普段からユーモアがある人は人気者だ。
島田紳助さんはその代表といってもいいようだ。人を楽しませるエンターテイナーのように振る舞えるかどうか。そこがポイントらしい。
もし、客商売なら、それほどお客さんをエンターテインできるかどうかだろう。
はただのお笑いとは異なるものだ。エンンターテインの中身は幅が広い。それはたとえば、相手が知らなったことを教えてあげるだけでも喜ばれる。またちょっとした気の利いたプレゼントなども考えられる。
ここには、ユーモアセンスの磨き方について述べられていた。それは極めてシンプルで、「バカげたことばかりを頭の中で考え、それを空想して楽しむことだった。つまりそんな思考習慣を作ってしまえばいいのだ。楽しいことをやっている人は、魅力的でもあるという。

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競争しないときのほうが、私たちはよい仕事ができるようだ。
「なぜ、島田紳助は人の心をつかむのが上手いのか?」内藤誼人著より。
時にはライバルを作って、あるいは想定して頑張ってみるというのもいいいかもしれない。しかし、そればかりだと飽きが来るのではないだろうか。また、自分らしさを十分出すことも難しそうだ。
そこで、人とはまったくことなるプローチをしてみるというのもありだった。筆者の内藤氏は、心理学を専攻したのは、あまり人気がなかったからだという。心理学では就職ができないと教授に言われたそうだ。
しかし、あまり人気がない学問ということで、競争も少ないともいえたそうだ。するとのびのびと創造的な仕事に取り組むことができるそうだ。
仕事でも人がやらないようなノウハウを身に着けてしまえば、のびのびとやって結果を残すことが出きるのだ。

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「なぜ、島田紳助は人の心をつかむのが上手いのか?」内藤誼人著より。