地味な仕事のなかに「興奮」を見つけられるか。

地味な仕事のなかに「興奮」を見つけられるか。
「頭が鋭くなる 齋藤レッスン」齋藤孝著より。ら
もともと初めから面白い仕事などないだろう。実際に面白そうだと思って取り組んでも、実際はそれほど甘くもないことに気づかされる。
むしろ単調だったり、かなり緊張しなければならないことも多い。一見そんなつまらない仕事のなかに、自分なりの面白さを見つけていくしかない。
ここには、辞書を編纂した方の例があった。その際膨大な用例を探さねばならない。実に地味な仕事に違いない。しかし、そこにも興奮があって、ドキドキするらしい。新しい用例を見つけた時などだそうだ。
齋藤氏は、仕事はもともと地味なものだという。そのなかにも軽く興奮があって、そんなスパイシーさが大切だと述べていた。まさにその通りだと思った次第。

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ちょっとしたポイントで笑える人は、頭が働いているといえる。
「頭が鋭くなる 齋藤レッスン」齋藤孝著より。
仕事をする際には、「細胞が活性化する」という感覚を持ち込んでほしいと齋藤氏は語っている。ある意味、ワクワク、ドキドキすることだった。ちょっとした楽しみを見つけるという程度でいいらしい。
仕事のなかで、ときどき笑いが起きることは重要だという。確かに職場でどこかで笑い声が聞こえないと寂しい気もする。
あまりにも仕事で緊張していると、体まで固まってしまいそうだ。そんな時は頭の働きも悪いようだ。
ある意味、ボケに対するツッコミのようなテンポのよさを大事にして、コミュニケーションをしていくこともポイントだった。常にライブ感覚を意識してみたいものだ。