「あいつは面白い」とか「また会いたい」と思う条件はモノではない。

「ズルい奴ほど成功する」内藤 誼人著より。

その条件とは、「情報」だったのだ。いつも新鮮で刺激的な情報をもたらしてくれる人こそが「面白い人」ということになる。
逆に何も目新しい情報が提供できなければ退屈な人ということになってしまう。もし有益な情報を持った人同士が集まれば、人脈は広がっていくようだ。
お互いが価値があると思うからだろう。情報があればこそ人も集まってくるものだ。そういえば、FBをやっていると、やはり毎日新しい情報をアップしていれば、友達も増えやすい。
更新があまりなければ、そのサイトを見ても退屈になってしまう。やはり先に情報を提供することが大事だと思える。
人があまり知らないような情報こそ価値があるといえる。多くの人が、初めて見たというような写真や記事をどれだけ頻繁に提供できるかが大事なことだろう。
しかも、それを見た人が快適な気持ちになるというのも、いい関係を継続できる要因だと思う。いくら目新しい情報だといっても、それを目にして不快になったら逆効果だ。

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お世辞に「中身」はいらない。
「ズルい奴ほど成功する」内藤 誼人著より。
お世辞については大きな原則があるらしい。それは、褒められて嬉しくない人はいないということだった。そして、その内容よりも、その誉めてもらうという行為に喜びを感じるようだ。
歯の浮くような美辞麗句をあれこれと述べるのも、単純に「さすが、スゴイですね!」と褒める場合もそれほど大きな違いがないようだ。
もしできれば、印象的な言葉をのこせればべストなのだろうが、なかなかその場でとっさには思いつかないものだ。
いずれにしても、気持ちが伝わればいいということになる。またいつも気にかけているということも伝えることができればよりいいのかもしれない。人はちょっとしたことを覚えていると印象づけられるものだ。

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嫌な仕事は、どうずればうまくかわすことができるのか。
「ズルい奴ほど成功する」内藤 誼人著より。
嫌な仕事というものは、残念ながらどうしてもあるものだ。しかしできれば人に振ることができればありがたい。
人に親切にして働けば働くほど仕事はその人に集中して増えてくるものだ。また押し付けられることもある。人は頼みやすい人に仕事の依頼をするものだ。
仕事をうまくかわすということは、それを人に頼んでしまえればいいということになる。しかし、問題はどうやってそれを人に頼むかだった。
大事なことは人脈があるかどうかだった。その人脈があれば頼みやすい。それにはふだんから優しくして、恩を売っておくことだった。
人の仕事を手伝っったり、ミスをカバーしておくのがいいようだ。つまり「ギブ」をしておけば、「テイク」もしやすいということになる。

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割り勘の端数は積極的に払え!
「ズルい奴ほど成功する」内藤 誼人著より。
会社や仲間との飲み食いをした後で、後輩や同僚におごるのは気前がいいというところを見せたいからだろう。
しかしおごられる方は、なんだか気持に負担を感じてしまったりするものだ。むしろ割り勘の方がお互いが気楽にもなれる。
その場合、細かい1円や10円単位まできっちりというのは、なんとなく神経質な人間だという印象を持たれてしまう。その場で細かい計算は面倒でもある。
そんな時は端数の部分だけでも自分が払えばすっきりすものだ。同僚よりもちょっとだけ多く払うというのも悪くない。そんなほんの小さなことでも、印象は変わるものだ。


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