デザインとは徹底することだ。

「人生をデザインする48の方法」コシノジュンコ中谷彰宏著より。
中谷氏はコシノさんの、デザインの秘訣は徹底だという。それも美しいものに対しては、病的なまでらしい。
たとえば、ゴルフ場に行っても、玉砂利を拾って箸置きにするという。実に意外なことに目を向けているものだ。
草花も箸置きになるのだった。その写真を撮れば、訪れた季節がわかるようだ。花屋さんで売っているものではなく、裏山で摘んできた花を使うというのもいい。
つまりこれが、生活をデザインするということだったのだ。どんなことも徹底してやれば、面白くなるものだな。

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一輪ざし一つで、家のレイアウトが変わる。
「人生をデザインする48の方法」コシノジュンコ中谷彰宏著より。
もしオシャレな一輪ざしを買ったら、それを置くことで、部屋のあちこちを変えたくなったりするらしい。
そういえば、私も年にいくつか一輪ざしを買うことがある。なんとなく庭にある植物や野草などを生けてみたくなることがある。
すると、それを玄関に置くことで今まであった花瓶などを整理したりする必要もでてくる。素人の自分でさえ、周辺をいじってみたくなるのだから、デザイナーならもっといろいろと変えてみたくなるのは当然だろうな。
やや異なることかもしれないが、中谷氏がコシノ邸で食事をご馳走になったときにも、コシノさんはデザイン画を描いていたのだ。実に徹底しているところがすごい。

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不思議なもので、目標を持っていると、仕事にも前向きになる。
「老いない魔法の心理テクニック」内藤 誼人著より。
ここでの小タイトルは、「長生きしたけりゃ、ぼんやり生きるな、目標を持って仕事をしろ」となっていた。しかも、人間の価値は、働いてナンボの世界だという。
確かにぼんやり生きられれば楽だろうが、何の目標もないのも辛いものだろう。また、健康にも影響するのが、どれくらい目標をもって生きているかだそうだ。
長生きしている人は、プランニング能力があり、目標を持っている人らしい。確かに高齢でもしっかり仕事をしている人は健康的に見える。

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できるビジネスマンは眠らない。
「老いない魔法の心理テクニック」内藤 誼人著より。
一般的には、睡眠は十分にとった方が、美容にも健康にもいいとされている。ここでは、一日に5,6時間も寝れば十分だと述べられていた。
8〜10時間も寝るのは健康に良くないらしい。たっぷり眠る人ほど心臓病になるというデータもあるそうだ。昔から言われる「寝る子は育つ」は赤ん坊だけに当てはまることだった。
横になる時間が長くなると、心臓の力が弱くなるとも言う。睡眠時間は短いくらいのほうがパワフルだと述べる研究者もいたのだ。
大事なのは、規則正しく眠ることだった。よくないのは、不規則に寝ることだった。睡眠時間が短いくらいの人のほうが、たっぷり眠る人よりエネルギッシュで積極的に毎日を過ごしている傾向があるようだ。

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エスカレータを使わないことが、長寿への第一歩。
「老いない魔法の心理テクニック」内藤 誼人著より。
実にシンプルだが、なかなかこれができないことだった。ここでの小タイトルは「階段を上がって、四秒ずつ寿命を延ばせ」だった。
仕事で疲れてしまうと、ついついエレベータやエスカレータを使ってしまう。エスカレータならさらに歩くこともできるが。運動不足を解消するにはやはり歩くことがお手軽なようだ。
階段はどこにでもある、自宅の二階では短すぎるが、駅に行けば長い。また歩道橋もある、坂道も意外に多いものだ。
身近なところでも、体の運動になるチャンスは意外に見つかるものだ。今やっているのは、朝通勤時に乗っていたバスを徒歩に代えたことだ。毎日ではないが、時どき50分ほどは歩いている。