恩返しの達人は繁栄の芽を出し続ける・・・

「目からウロコが落ちる成功の法則」中島孝志著より。

サブタイトルには、『この習慣が「ツキ」を呼び「仕事」と「人生」を変える。』とあった。ということは、実は習慣が大事だということになる。
まずは、実例があった。それはスジャータというコーヒー用のクリームで有名な会社の社長の日比孝吉さんの話だった。この人は与え好きで、何でも無料か超安価であげてしまうという。
たとえば体にもいいといわれる無臭ニンニクを全国何万人にも配っているという。すると、それを配布した頃から会社の売り上げもどんどん上がってきたという。
プレゼント人口が増えるに従って本業の売り上げも伸びたということになる。コストも膨大なものになる。しかし、それ以上の売り上げがあればペイできていることになる。
アメリカでも優秀な経営をしているトップは与え好きの人間らしい。ウォルマートの利用者の多くは低所得層で、それらのお客に対して「何年たっても返品可」と言っているそうだが、それはお客を信じているからできることだった。単に損得たけを先に考えていたらできないことだろう。

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いい技術者ほど、できないという理論を知っている。
「目からウロコが落ちる成功の法則」中島孝志著より。
まずは、松下幸之助さんの有名な言葉が引用されていた。「成功するまでやれば必ず成功する。失敗とは成功する前に止めることである」だった。
失敗しないようにあらゆることを考えているうちに、一歩も前に進めなくなってしまうことに対して言ってる言葉のようだ。
できないのではなく、どうしたらできるかを考えることが重要だった。できない理由の3要素をできる要素に変えてしまうことを提案している。
1、時間をかければできる。2、やり方を変えればできる。3、衆知を集めればできる。ということだった。意外に単純に思えてくる。
大事なポイントは、常識や過去のデータ、習慣、思い込みにとらわれないことだった。それを無視しなければ画期的な事業や商品は生み出すことは難しそうだ。

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仕事を延ばすと後で三倍、時間がかかってしまう。
「目からウロコが落ちる成功の法則」中島孝志著より。
思いついたらなんでもその場ですぐにやってしまうことが大事だった。手紙などそのうちに書こうと思ったら、その時間はほとんどやってこない。無理やりにでも時間を作らなければすっかり忘れてしまうものだ。
仕事も趣味も同様なことが言えるだろう。メモをとっても、それを繰り返し目にしなければ忘れてしまうものだ。印象が濃いうちに書いてしまえば、勢いでやってしまうことが効率的だったのだ。
ここには、とにかく始めれば、それで半分は終わったも同然だとあったが、まさにそれは事実だろう。たとえ、途中まででもやっておけば、つづきもとっつきやすい。
ブログやFBにしても、そのうちにやろうと思っていてもなかなかできないものだ。思いついたらすぐにカメラを持って出かけたり、メモを書いたりすれば後の時間は少なくて済むものだ。