歯磨きのように勉強しよう。

「なぜあの人は勉強が続くのか」中谷彰宏著より。
いきなりこのフレーズを見てもあまりピンとこない。歯磨きは何にも考えずに磨いているものだ。つまり習慣になっているから、緊張もせずに続けられている。
勉強も緊張がなくなれば、続けられるという意味だった。歯磨きでは疲れることもない。また、朝や寝る前に磨かないと気持ち悪ささえ感じてしまう。
決めた勉強もやるのが当たり前だと思ってしまえば、継続できるのだろう。そういえば、このブログも休んでしまうと何となくもの足りない気もしてくる。
筆者はここで、勉強に限らずあらゆる行為をどうしたら歯磨きのようにできるかがポイントだと述べている。習慣が大事なのだろう。

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継続的に学ぶことで、継続的に稼げる。
「なぜあの人は勉強が続くのか」中谷彰宏著より。
いきなり稼げるといってしまうと、なんだか商売そのもののように思えてしまうが、ここではそういう意味でもなさそうだ。
というのも、イチロー選手の例もあったからだ。10年以上も200本のヒットを打ち続けていたことがある。当然ながら、それほど打つ選手なら相手ピッチャーは研究してくる。
イチロー選手はそれを上回る勉強(=努力)をしているからこそ200本打てるようだ。去年と同じ努力では成長出来ないということだった。
勉強の継続を当たり前のものとしているから、成長も可能のだろう。むしろ今必要のないことも翌年以降は必要になるかもしれない。
ディズニーランドもお客様の期待以上のアトラクションを、常に開発しているからこそ入場者数が伸びているようだ。お客様をどうしたら感動させられるかを常に考えている証拠だろう。

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相手の10倍納得しよう。
「なぜあの人は勉強が続くのか」中谷彰宏著より。
ここでのタイトルは「相手に1の納得をさせるには、自分は10の納得をする」とあった。当然ながら、相手を納得させる前に自分が納得しているのは当然だろう。
商品を売る場合を考えればよくわかる。一番説得力があるのは、その商品を自分が使ってみてぜひ人にも勧めたいと思うものだろう。単にマニュアルを読んだだけの説明では買う気も起らない。
相手の納得のレベルは常に10分の1程度だと考えておくほうが賢明なようだ。いくら熱心に説明しても、その気がなければ相手は感動してくれないものだ。
最も納得できるのは、その商品を長年使ってこんな効果があったということを、自分を通して相手に見せられた時かもしれない。つまり信用してもらうには事実の提示と思える。