現代では「仕事ができる」とは数種類の作業を並行して行えること・・

「ネットアスリートの時間術」茂木健一郎著より。
この本のサブタイトルには“脳に奇跡を起こす”とあった。いかにも脳科学者の筆者らしい。まず、ネットアスリートなる言葉はいままで聞いたことがなかった。もしかしたら筆者の造語だろうか。
数種類の仕事を同時に並行して行える人はすごいと思う。私など古い人間は、一つづつ片付けていかないと何となく落ち着かないものだ。
しかし、そんなことをしていたら、なかなか仕事も前に進まないことが多い。現代では、時間を区切って段取りをして、整理してから行動に移すということをしているというのはもう時代遅れのようだ。
現代は何ごともスピードアップでやっていかないと間に合わない。意志決定を早くして、行動を起こすことで組織での信頼も生まれるらしい。瞬時に判断できる能力が大事なようだ。