ユーモアセンスを磨けば、心配事を減らすことができる。

「気持ちの整理が一瞬でできる法」内藤誼人著より。
心配事は誰にでもあるものだろう。しかも、自分ではどうしようもないことまで心配していたら切りがないだろう。たとえば、明日地震が起きたらどうしようなどは、ほとんど根拠がない。
心配事の多さと、ユーモア度には高い相関関係があるらしい。ユーモラスな人ほど、心配事が少なかったそうだ。そこでユーモアセンスを磨くにはいくつかの方法があったのだ。
意外に簡単で、笑えるものにたくさん接することだった。たとえば、ギャグ漫画を読む、お笑いの番組を見る、コメディー映画を見るなどだった。
さらにユーモアには創造性を促す働きもあった。お笑いの効果で心配事が消えて、思考の働きがアップしたのかもしれない、と筆者は語っている。ちょっとのことなら、笑い飛ばしてしまったほうが、心身のためにもよさそうだな。

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運動は心理的なムードを高めるのにとても役立つ。
「気持ちの整理が一瞬でできる法」内藤誼人著より。
太っている人は、自分のボディーイメージを悪く考えがちで、思考もネガティブになりやすいそうだ。ある意味分かる気もする。
しかし、運動をして体重が落ちれば、ボディーイメージも良くなり、自信もついてくるらしい。確かにそういけばいいのだろうが。気持ちの整理が上手い人は、ウェイトコントロールもうまい人でもあるらしい。
筆者の内藤氏自身、中学時代は身長が175センチで体重は85キロもあったそうだ。肥満児で自信もなかったと振り返る。
しかし、高校入学後には、食事を減らし毎日ジョッギングをして体重を60キロまで落としたという。つまり25キロのダイエットの成功したのだ。かなりの根性だ。
それ以後、やればできるという自信もついたという。体重をコントロールできるということは、自分への大きな自信となったようだ。

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正しい「自分の甘やかし方」
「気持ちの整理が一瞬でできる法」内藤誼人著より。
いったいそれはどんなものだろう、と気になった次第。何か目標に向かって仕事をするとき、モチベーションがないとなかなか、やる気も起こらないものだ。
そこで、解決方法は、ご褒美を用意することだった。意外に簡単なことだとも思える。その目的を達成するために、努力しようという気になるのだろう。
しかし、その目標達成までの期間が長いとだらけてしまうかもしれない。だから、その途中にも小さなご褒美を用意するというのもありだった。それは好きなものを食べたり飲んだりすることでもよかったのだ。
働くモチベーションの維持のためには、期間によって、小・中・大といろいろなものを用意して、自分を上手に甘やかすのもありだった。

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人間は自分自身で選択しないと、やる気が出ない。
「気持ちの整理が一瞬でできる法」内藤誼人著より。
別にあまのじゃくでなくてもそれはあり得るのだろう。私など特に、人から言われたとおりにやることに、かなり抵抗を感じるものだ。
なんで、あんたの言う通りにやらねばならないのか、などと思ってしまう。むしろ、自分で創意工夫してやるほうがよほどモチベーションは上がるものだ。
他人にやらされていると思うだけで、気分良く仕事もできない。むしろ自分が必要だと思うことを、自分のペースで仕事ができるときが、一番効率がいいと思える。
内藤氏も「ほかの人が勧めることは一切しない」というのをルールにしているという。これはかなり徹底している。やはりそうでなければ、いい仕事はできないのだろうな。

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「最高のセラピー」は窓のすぐ外にある。
「気持ちの整理が一瞬でできる法」内藤誼人著より。
いったいこれはどういう意味なんだろうと気になった次第。そして、その部分の第一行目には、“園芸は癒し効果がある”となっていた。
つまり土いじりには、心を癒す働きがあるのではないかと研究されたそうだ。そこから生まれたのが、園芸療法だった。実際に草花や野菜を育てるのは楽しいものだ。
自分が手間暇をかけたものが、成長して花や実をつけるようになると、嬉しさも倍増だ。しかも、それを収穫するときにまた癒されるものだ。理屈ではなく体を動かすことが精神的にンもいい。
花なら、花期の長いものほどその効果はあるだろう。家庭菜園や花を育てるガーデニングスローライフの代表ではないだろうか。
焦ったところで、すぐには収穫できるわけではない。じっくりと育てるという時間の経過こそ大事な要素だった。ゴールデンウィーク前後が一番土に親しめる時期だろう。