何を着るか考えなくなったら、その時点で精神的な老化が始まっている

「都会に住んで元気になろう」中谷彰宏著より。
筆者はフィットネスが気分転換の場になることが多くなったという。近くにそんな場所があればいいのだろうが、継続して通うとなるとついつい億劫になってしまいそうだ。
かつて、スイミングスクールに10年ほど通っていたことがあったが、一旦風邪などで体調を崩してしまうと、再び行くのがかなり億劫になったことがあった。
また、着変えることで、気分転換になるともいうが、確かにそれは言えそうだ。でも、そうすると考えるのも面倒だと思ってしまう。そもそもそれが老化らしい。
何を着るかを考えるからこそ、服のセンスも磨かれるという。昨日と同じでいいや、と思ってしまってはお年寄りのライフスタイルだという。若くてもお年寄り感覚の人は多いらしい。私もだった・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
意外に都心のほうが自然が多い。
「都会に住んで元気になろう」中谷彰宏著より。
電車に乗っていたり、高層ビルの上から都心を眺めると、緑が多いことにも気づく。皇居やその周辺には緑に囲まれている。ただし、空気は新鮮だとは思えない。
また広く大きな公園もたくさん存在している。その中にいったん入ってみると、それが都心だとはとても思えないものだ。周りの騒音も感じられないこともある。
休日などは、やはり緑の自然があるところに人は集まってくるものだ。そこには癒される区間があるからだろう。都会だからといって、必ずしもコンクリートで囲まれているわけではない。
探してみれば、まだまだ知らない自然のスポットもたくさんあるものだ。樹木や草花があるだけで、なんだかほっとするものだな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「お金を持てば、幸せになれる」と思うのは、お金のない人の発想。
「人生の億万長者になろう」中谷彰宏著より。
以前にも触れたが、この本のサブタイトルには“道楽名人になる54の方法”とあった。つまり、人生の億万長者とは、道楽をもって楽しめる人のことだったのだ。
たとえお金があっても、それだけで幸せになれるとは限らない。お金は、ただの手段だと中谷氏は語る。確かに、それは目的ではなく、何かをするために必要なものだった。
そこで大事なのは、何のためにお金を使うかはっきりしていることだった。お金をたくさん持っていても、それで楽しめなければもったいないことでもある。
幸せな人は、そのお金を使って遊べる人でもあった。また、極端な言い方だが、道楽を持てない人は、幸せにはなれないともいう。ここでのまとめは、「お金が入る前に、遊びを覚えておこう」、となっていた。実にシンプルでわかりやすい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

面白いエピソードをつくるには、投資をしなければなりません。
「人生の億万長者になろう」中谷彰宏著より。
投資とは、お金を費やすことでもあるのだろう。お金も単に銀行に預けっぱなしにしても、ほとんど利息はつかないことはよくわかる。
むしろ大事なのは、積極的な意味で投資をする、ということでもあった。単にお金を持っているだけでは、文化力はつかなかった。大切なのは使うことだった。
財布にお金を持っているだけで、モテるわけではなかった。むしろエピソードだった。それも面白ければなおいいのだろう。ユニークなエピソードほど、面白い体験を多くしているかどうかだろう。何ごとも、原価がかかると考えればわかりやすい。
趣味や習い事でも、それは投資ということでもあったのだ。コストなしでは、何も身につかないと思うべきだった。気をつけねば。