上手な「しばり」をかければ、会議でアイデアが炸裂する。

「あのプロジェクト成功の法則」齋藤孝著より。
二代目社長の小倉氏はアイデアを出させるために、ちょっとしたコツをつかったという。それは、何でも自由にアイデアを出してくれ、というものではなかったのだ。
むしろ、基本的なしばりをかける、上手な限定をするというところがポイントだった。そういえば、学生時代に作文のテーマは自分で考えて書くように、と言われるよりも先にテーマや題名が提示されていたほうが書きやすかったものだ。
そこで、小倉氏は若手社員にこの新しいサービスの特徴として「スピーディーな小口輸送」「わかりやすい料金体系」と説明したようだ。ここのように考えるポイントが明確だからこそ、アイデアはいくつも出てきたのだった。
若手社員の柔軟な発想は貴重だったのだろう。むしろ害があるのは、業界の常識に染まっている、人だったのだろう。「手間ばかりかかって採算が合わない」などという意見がでたかもしれないし。

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会議で大切なのは「意見」ではなく「アイデア」・・・
「あのプロジェクト成功の法則」齋藤孝著より。
まず、齋藤氏自身の主張は「会議ではアイデアを出したやつが偉い」「意見をいう暇があったらアイデアを出せ」というものだった。実に合理的でわかりやすい。それでこそ前に進むのだろう。
ほとんどの会議と言えば、資料の説明であることが多い。また人の意見に対してどうのこうのと言って時間を費やしたりするものだ。しかし、実際に現実を変えるのはアイデアだったのだ。
ネガティブな意見をいう暇があったら、よりいいアイデアを提案すべきなのだろう。会議ではブラッシュアップしたアイデアが出るのがベストだといえる。
ヤマト運輸の場合、骨格となるものが、若手社員から出てきたようだ。会議はバスケットやサッカーと似ていて、5〜10名前後がいいらしい。それ以上だと連絡、確認だけの作業になってしまうか。

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子供の頃、なりたかったものを、思い出そう。
「思い出した夢は、実現する」中谷彰宏著より。
この本のサブタイトルは“少年力で成功する58の具体例”となっていた。また、この本は次の3人のために書いたともあった。1.今でも「少年の心」を持っている大人。2.「少年の心」を取りもどしたい大人。3.感動やドキドキを。取りもどしたい人。
このうち、自分はどれだろうと振り返ってみたが、1かもしれないと思った次第。つまり、言葉を変えれば、あまり成長していないということかもしれないが。またバカげたことも嫌いではない自分もいたりする。
大人になった人が自分のやりたいことを探すときには、子どもの時に自分がなりたかったものを思い出してみるといいらしい。もちろん時代当時とは変わってるから、30年経っても同じような職業があるとは限らない。
しかし、その時代にはなりたかったものが、形を変えて存在するのだった。つまり新しいタイプの仕事でもあった。私の個人的は経験的でも、工作とか何かを創造することが好きだったら、それも何らかの形で現在の仕事に活かせるとも思える。
大人になってから、改めて自分のやりたいことを探すのは大変だと思える。それより、むしろ子供の頃に夢中になっていたことを思い出したほうが、見つかりそうだな。


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農作物はある朝突然に“満開”になる・・・
「思い出した夢は、実現する」中谷彰宏著より。
これを実感したのはミニトマトを作っているからかもしれない。今朝も真っ赤になったトマトを収穫できた。数日前まではまた実も青くて、まだまだかなと思っていたが、今朝は同時に10個以上も赤くなっていたのだ。
もし、赤いトマトを買うだけなら安く買えるはずだ。家庭菜園でつくるとなると、数か月もかかるし、土を整え水や肥料のことも考えねばならない。農家の人も買った方が安いといっているようだ。
しかし、家庭菜園のよさはなにより新鮮さだろう。収穫してすぐに食卓に並べることができる。この新鮮さこそが贅沢だと思える。どんな八百屋やスーパーの店頭でも自宅で作ったものほど新鮮ではないはず。
しばしば省エネと言われてから、緑のカーテンという言葉も聞かれるようになった。つまり、ゴーヤやキュウリ、ヘチマ、アサガオなどの葉っぱで壁(カーテン)を作るものだ。今年はゴーヤのほかにインゲンでカーテンを作っているが、実も収穫でき食べられるのが嬉しい。
インゲンはこのところ連日で、20から30本を収穫できている。新鮮さはささやかな贅沢ともいえそうだ・・・な。またハーブ類も、この季節はどんどんと成長するのも、ありがたい!
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