ホメ言葉は、人間関係にとっては、必要不可欠な潤滑油だ。

『「人たらしの」ブラック謝罪術』内藤誼人著より。
人をホメることはめったにないが、やはりちょっとしたことでも気がついたら言葉に出すのがいいようだ。たとえ感心したことがあっても、思うだけであえて言葉に出すことはしていない。
まあ、ホメられれば嫌な気持ちになる人はいないだろう。たとえそれがお世辞とわかってはいても。そこで、ホメる時のポイントがあった。それは、周囲に人がいる時のほうがよりいいということだった。
そういえば、二人きりだけの時にホメてもらってもそれほど嬉しくは感じられないが、周りにいれば嬉しさも増す気もする。
しばしば営業部門ではよい成果を出した人や部門に対して表彰があるが、それもその日に大勢が出勤しているほうが効果がありそうだ。
ポイントは人前で、ということだった。筆者はいずれにしてもホメるクセを身につけることが大切だと語っている。ついつい忘れがちなことでもあるな・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人生というのは、挫折したように見えるところから実はスタートする・・・
『「人たらしの」ブラック謝罪術』内藤誼人著より。
つまり人生は思うように行かないというのが普通だということだろう。確かに何でも自分の第一志望の通りで歩める人などいないと思える。
振り返ってみれば、高校も大学も会社も第一志望ではなく、どれも第二志望ばかりだった。でも、結果的にはそれでよかったように思える。
どれもこれもそこそこで、自分にあっていたからだった。もし、他の所にいっていたらとおもうと、逆にぞっとすることもある。厳し過ぎてついていけなかったかもしれない。
第一志望に落ちると始めはがっかりするが、それも時間の経過によって忘れてしまうことがほとんどだ。自分はツイていると思ったほうがいろいろなことがうまくいくようだ。
ここには、“失敗しても気にしないことは、あなたの幸運度を高めるだけでなく、人を惹きつける効果もある”と書かれていた。なるほど!これを肝に銘じたい。