加速して仕事すること自体が快感・・・

「加速力で成功をつかめ!」齋藤孝著より。
そもそも普段あまり加速と言う言葉は、車を運転する時くらいしか縁がない。筆者によれば、ここでの加速とは、何か新しいことにチャレンジし、それを身につけていくプロセスを指していた。
確かに、新しい仕事を覚えてそれがどんどん進んでいくようになれば、気持ちがいいものだ。つまり、自動化した仕事が増えれば、その時は加速しているといえるようだ。
それも、あまり慣れ過ぎればマンネリに陥ってしまい、あまり効果はなくなるのだろう。仕事も楽しくできるうちが一番上達または結果が出ている時かもしれない。
目標が達成できれば、それが次へのパワーともなるものだ。最近はなかなかそんな気分になれることが少ない。目標を失っているためだろうか・・・

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若々しさのない人に、子どもや若者はついていこうとはしない。
「加速力で成功をつかめ!」齋藤孝著より。
最近、自分の周りでは仕事が速いとか、勢いがあると感じられる人は少ない。ある意味それは加速力がないようにも思える。人から言われたことや与えられた課題だけをこなそうとしているうちは、まだまだ仕事は楽しめないだろう。
一番やりがいがあるのは、自ら企画、実行して結果が得られた時だ。そんな時はやはり加速力があると言ってもよいだろう。そして、元気な人はやはり周囲の人からも好かれる傾向があるようだ。
逆のことを考えてみてもわかる。元気がない人には迫力も感じられないし、あまり説得力もないものだ。子どもや若者はその点が敏感なのだろう。
いくら能力があっても元気がない人にはついて行きたくないものだ。元気がなければ、余裕がないので、余計なことは考えないのだろう。人は楽しませてくれる人には近づきたいと思うものだな。

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完璧主義手的に仕事をしようとすることは、マイナス面のほうが大きい・・・
「加速力で成功をつかめ!」齋藤孝著より。
これだけ見れば、おやっ!とと思ってしまう。ほとんどの仕事は7〜8割はかなりのスピードでこなすことはできる。もし、それを完璧にしようとすれば、あとの2割にかなりの時間を費やさなければならない。
これはかなり非効率的でもあるようだ。逆に8割でいいと割り切ってしまったほうが、仕事はたくさんできるものらしい。筆者は「八割よければOKでいこう」、と考えていた。
実際そのほうが、たくさんの仕事ができるのだった。まあ、仕事やスポーツによっては100%完璧でなければならないものもあるが。仕事がどんどん進んでいる時のほうが、クリエイティブにもなれる。
7〜8割の完成度でいいということは、そこに大きなミスはないということが大前提でもあった。いずれにしても、はじめからさほど大事だと思えない部分の仕事には、余計なエネルギーを使わないのが賢明なようだ。