書いたほうが、スピードはあがる。

「スピード人間が成功する」中谷彰宏著より。
この本のサブタイトルは“「行動力」が身につく55の具体例”となっていた。行動力にはスピードが大事だということだろう。やるべきことは「思いついたらすぐに」、という心構えをいつでも失いたくないものだ。
逆に「あとで・・・」と思っているとなかなか思ったようには進まない。何ごともタイミングだろうな。さて、思いついたことを頭の中で整理しておこうと考えるよりも、すぐに紙に書き出してしまったほうがいいようだ。
私自身も覚えていられないので、なるべく近くのメモに書くようにしている。要するにビジュアル化することがポイントなのだろう。落書きでもなんでもかまわないのだ。はじめから清書のように書こうと思ったら何もできない。
ここでのまとめは、“急いで考えたい時は、紙にかこう”だった。パソコン上で読みながら考えると、スクロールする手間暇がかかってしまう。やや関係ないかもしれないが、少し前までA4サイズで8ページ分の名簿があったが、それを必要な部分だけコピーしたら、A3サイズ1枚にまとめることができた。一覧できると実に効率的で使いやすい。こんなこともスピードアップにつながっている。

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「準備しておく」ということは、資料を日ごろから読んでいるということ・・・
「スピード人間が成功する」中谷彰宏著より。
何ごとも、その間際になってから、あるいは必要になってから準備したのでは遅すぎることがある。スピードアップが図れるということは、日頃からどれくらいインプットしているかが問われるのだ。
いずれ近いうちに必要だと思える資料は、見える形でファイリングしてあれば、すぐに取り出せる。ビジネスとはいえ、人と話す時はある程度の雑談も必要だと思うが、そんな時にも、話せるネタをいくつか持っていれば自信が持てそうだ。
雑談のネタも普段からの積み重ねで、たくさん集めることができそうだ。できるだけ幅広く知っておくことも大事だとも思える。また得意分野があれば、かなりそれも生かせそうだ。
ここでのまとめは、“資料は、必要になる前に準備しておこう”、となっていたが、同様に、あらかじめ自分の興味深い分野を複数持って知っておくというのも、コミュニケーションには役立つはずだな。

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今にこだわることで、スピードはあがる。
「スピード人間が成功する」中谷彰宏著より。
サービスを考えれば、常にスピードが要求されるだろう。遅くてもいいサービスなどほとんど考えられない。その点、コンビニが近くにあれば、それだけでもサービスを感じさせてくれる。便利さやスピードはイコール、サービスとも言える。
つまり今にこだわって、それを解決してくれるものは、すぐれたサービスとも言えそうだ。宅急便もスピードによってサービスを実現している。それは同時に今にもこだわっていることになる。
サービスは鮮度が命とも言えるだろう。食べ物も今それが食べたいとなったら、明日までは待ちたくはない。アルコール類もそうだ。暑くなって汗をたっぷりかいた後には、やはり日本酒や焼酎よりも冷えたビールが飲みたい。
「今」というキーワードをどう解決できるかで、サービスの質は異なってきそうだ。人を待たせてもなんとも思わない人は、スピード感がない人ともいえるのだろうな。徹底的に「今」にこだわれるかどうか・・・

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「将来」というのは、自分の意志で変えることが可能・・・
「スピード人間が成功する」中谷彰宏著より。
将来に似た言葉に未来がある。この違いについて、次のように書かれていた。「将来」にはこうやりたいという自分の意志があるが、「未来」という場合は客観的でみんなに共通で、普遍性のものだった。
未来は漠然としているが、将来どうしていくかということのほうが大事なことだった。そこには自分の意志があるのだった。また今なにをしているかが、将来につながっていることでもあった。
なにもしなければ、将来もなにも起こらないということだろう。今なにをどう考えて行動しているかが問われるのだ。そう考えれば、かなり厳しいとも言える。かなりだらだとし過ぎていることも反省せねば。
頑張らねば、とは思うものの、具体的に何をどの程度やればいいのかさえ分からない。誰にでも平等に時間は流れていくものだが、それをどう過ごすかも個人の意志で大きく変わってしまうか・・・

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