最悪の状況というのは、むしろチャンス・・・

「ストレスゼロでラクして働く62のテクニック」内藤誼人著より。
いきなりだが、「マーフィーの法則」には「絶好のチャンスは、最悪のタイミングでやってくる」という面白い法則があるらしい。普通の人はしばしばそれを見逃してしまうようだ。
誰でもチャレンジすればそれだけ失敗の機会も増えるもの。しかし、いちいちそれを気にしていたら前には進めなくなってしまう。
ダメな状況をいくら嘆いてもよくはなるはずはない。むしろそれで諦めがついて、すっきりしたと思って陽気になれればしめたものだ。デール・カーネギーは「笑顔には1ドルの元手もいらないが、百ドルの価値がある」という名言を残していた。
つらいときは、心配したり、悩んだり、嘆くより「笑い飛ばす」のが正解だと、内藤氏は語っている。自分を笑い飛ばすことで気分も上向くという。
まあ最悪の状況でもユーモアを使えるかどうかもポイントのようだ。しかもそのためには、普段からユーモア・センスを磨いておくことも大事なようだ。どんなことも普段からの心がけかな・・・

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ストレスがなくなるのなら、何にでも手を出す。
「ストレスゼロでラクして働く62のテクニック」内藤誼人著より。
ストレスを感じないためには、これで「大丈夫だ」と思えることを何でも試してみることが正解のようだ。つまりそれを実際に試したという事実で安心感が生まれてくるという。
たとえば、自己暗示がかけられるような商品があれば、それに手を出し手みるのもありだそうだ。ただし宗教まがいや詐欺に引っかかっては意味がないが。
よく言われるのは、信じるものは救われる、というやつだ。私はしばしば、どうしていいのかわからないときは、とにかく紙に書き出してみるということをしている。すると、頭のなかで混沌としていたものが吐き出されるような気になってくる。
そうすればかなり上向いてくる、と信じているのでたいていはそんなことをくり返している。なかなかものごとは自分の思い通りにいかないものだが、だましだましやるしかないか・・・な。

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攻撃的な人がいると、チームは元気になる。
「ストレスゼロでラクして働く62のテクニック」内藤誼人著より。
私も仕事はチームでしている。おとなしい人ばかりだと活性化しないような気もするが、一部に過激な人がいるだけで、仕事が面白くなる気もする。
ここでのタイトルは「もっと怒りっぽくなれ」というもので、電通の二代目社長、吉田秀雄氏の「鬼十則」を引き合いに出していた。かなり過激とも思われる言葉も多い。つまり鬼のように激しいということになる。
たとえば、“仕事は自分から「創る」べきで、与えられるべきではない。”“仕事とは、先手先手と「働き掛けて」行くべきで受身でやるものではない。”・・・“周囲を「引きずり回せ」。”・・“摩擦を怖れるな」摩擦は進歩の母”などだ。
中国人は協力できないことで知られているようだ。つまり、彼らにとって協力とは「お前が俺にすべて合わせろ」という意味合いらしい。つまり自己中心的ということだが、時にはそれくらいの強い気持ちを持ったり、またチーム内にそんな人がいれば活性化するようだ。