力が出るのは、楽しい時・・・

朝日新聞」2011.12.11付けより。
求人情報欄のコラムからだった。こう語っているのは観光会社社長の星野佳路氏だった。昨年新聞を切り取って置いて再度読み返そうと思っているうちに、どこかへなくなってしまったが、ウェブで読むことができた。
星野氏は(仕事でも)「楽しくないことはできない」と思っているという。楽しく仕事ができるならば、仕事も苦にならないものだ。そんな環境を作り出していければ仕事力も伸びるはずと語っていた。
まさにその通りだろう。「楽しさ優先」で力は伸びていくことを星野氏は自らの体験を通じて実感してきた人だった。
逆につまらない、辛いだけの仕事の繰り返しからは成長はないとも言えるか。それなりに、しっかりとした目標があることもやりがいにつながるはず。それは創造力を発揮できたときではないだろうか。

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「この仕事を工夫して面白く出来ないか」と修正する発想・・・

朝日新聞」2012.1.29付けより。
これも、朝日新聞のウェブで読んだ就職・転職ニュースのコラムからのもので、語っているのは藤原和博しだった。氏は義務教育初の民間人校長の経験者として知名度は高い。
上記のフレーズは、過去5年間の教育現場にいて、さまざまな改革を行って従来とはことなる発想で仕事をし、結果を出してきた氏だから言えることなのだろう。
そして、その仕事が合わないから辞めるのではなく、子どもだけでなく大人も自分の仕事を何度でも修正主義で見直すべきだという。
一つの仕事もあらゆる角度から見ることで、別の発想が生まれてくるのかもしれない。氏は特に子どもたちにこの修正する発想を伝えたいと語っていた。

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正解を探すのではなく、試行錯誤を重ね数センチでも進んでいく方がいい。
朝日新聞」2012.1.29付けより。
(前日のつづき)
ここでは、“自分が仕事モデルをつくる”というタイトルもあった。その中で、「今の20代、30代にとって、目の前を歩いている先輩はもうあなたのモデルではない」と語っている。
時代はどんどん大きく変化しているから、過去の成功体験は今は通じなくなっているようだ。むしろ自身の声を信じて新しいモデルを作っていくべきだという主張だった。
ある意味これはベンチャー精神とも言えそうだ。確かに自信を持ってそれができるならかなりエキサイティングとも言えそうだ。
氏はこれをゴルフにたとえていた。霧が晴れるのをなっていたら、前には進めないから、とりあえずホールの方向へ打ちだすことが大事だと。打たすに風向きを測っている人がほとんどのようだが。