創造力あふれる人たちは、常識や既成のルールに縛られず、他者と違っ

創造力あふれる人たちは、常識や既成のルールに縛られず、他者と違ったことをやる・・・
「ズルくやれば50倍成功する」内藤誼人著より。

まず、この本のタイトル自体がインパクトがある。「ズルく」やれば、というのが興味深い。また「50倍」というのもただの2倍や3倍ではなく、大胆で面白い。
さてその結果どうなるかといえば、「仕事も人生もうまくいくのだ」と続いていた。確かにあらかじめ決められた枠の中だけで、仕事をしていてもたかが知れている。おまけにそれだけでは面白味もないだろう。
また創造的でなければ、飛躍的な結果は期待できないし、決して人に感動を与えることはできないに違いない。ここにハーバード大学の心理学者による、「どういう人が創造力が高いのか」というデータがあった。
1、自分の好きなように仕事をする。2、決めごとを守らない。3、会社で禁止されていることも、こっそりやる。このような傾向が見られたという。
もし、それがズルいというのなら、それ以上の結果を出すしかないだろう。また、やる方はできるならやってみろというほどの創造力やノウハウを身に付けておくべきだろうな。

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自分の性格を変えることは難しい。しかし、、自分に暗示をかけることは簡単だ。
「ズルくやれば50倍成功する」内藤誼人著より。
いきなりだが、ここにオランダのある大学の心理学者の調査結果があった。対象はオランダ国内で活躍するサッカー、バレー、ホッケーのエース級選手197名だった。
試合前に何かジンクスや迷信を信じたりする行動をとっているか質問していた。すると、そのうち80.3%が行っていたのだ。しかも、一人平均2.6個のジンクスを持っていたというから驚いてしまう。
いったいどんなものが入るのかも興味深い。次のものがあった。「特別な食べ物を食べる」「お気に入りの道を散歩する」「勝負服を着る」。どれも実にありふれたものだった。
そういえば、メジャーで活躍するイチロー選手は、シーズン中にシアトルで食べるのは奥さんが作るカレーであることは有名だ。また松坂投手は、ベンチからマウンドに向かう時はファウルラインを踏まないというのもあった。
ということで、自分になにかいい暗示をかけるのも仕事やプライベートでの、ちょっとしたモチベーションになればいいが。迷信もジンクスも信じるものは救われる・・・かも。
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どんな話題を選ぶかによって、そのまま人物評が決まってしまう・・・
「ズルくやれば50倍成功する」内藤誼人著より。
この章のタイトルは「いかさま営業 したたか交渉術」といささか刺激的な表現になっていた。読んでみてかならずしも“いかさま”とは思わないが、うまい方法かもしれないと納得できるところもある。
つまりタイトルにあげたように、営業の際にその人がどんなことを雑談などの話題に取り上げるかによって、印象が異なってきてしまうということだった。
たとえば、数式や科学の話題を取り上げれば、それだけで論理的な人にも見えてくる。スポーツやアウトドアの話をすれば、明るくて健康的なイメージが持たれる。歴史や文学の話が多ければ、思慮深い人にも見えてくる。
結局その人がどんな材料で話いをくり返すかによって、持たれる印象は異なってくるようだ。これもある意味人の気持ちをコントロールするテクニックとも言えそうだ。うまくいけばの場合だが。

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