男は、・・・すぐに、「それでどういうメリットがあるの?」と考える

「男は女で修業する」中谷彰宏著より。
この“・・・”の部分には、「利害関係だけで生きているので」とあった。あまり自身では考えたことはなかったがそんなことはあるのかもしれない。
かつて、久しぶりに会った私の友人に、ホームページを書いていると言った時、上記フレーズとまったく同じことを言われたことがあった。「それでなにかメリットがあるの?」と。
私は別にメリットがあるからやっているわけでもなく、ただ面白いから継続していたのだが。その時この人はすべて損得だけで生きているのかなと思った次第。またなんだかつまらないヤツだなと心の中で思ったものだった。
男は投資をするとき仕事にまつわるところに投資をするという。ただそれだけでは幅は広がらないという。中谷氏は一見役に立ちそうもないところに授業料を払うのが投資だと語っていた。
女はどれだけ楽しいか、面白いか、どれだけドキドキするかというところに投資をするらしい。たとえプレゼントをするにしても、相手が楽しめるモノを選ぶ方が大切だったのだ。

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モノに思いがのって初めてプレゼントになる。
「男は女で修業する」中谷彰宏著より。
たまたま前日最後の部分でプレゼントということに触れていたので、まったくべつのページにあったこのフレーズが気になった次第。ここでのタイトルは「男は、仕事を終えて、プレゼントを探しに行く。女は、お客様へのプレゼントとして仕事をする」となっていた。
このタイトル自体面白くて考えさせる。男は仕事とプレゼントは別ものと考えるが、女は仕事をプレゼント化できるという。仕事に思いを込めるという意味らしい。
たとえば、カードを添える。メンテナンスのアドバイスをしてあげるというようなことらしい。ただ梅干しを送るのではなく、この梅干しは何に効いて、どういう食べ方がいいというひと言を添えるのもいいようだ。
つまりモノだけではプレゼントにならなくて、思いがのるかどうかがポイントだった。仕事をプレゼントにしようと思えば、そこに思いをのせるということになる。
商品を買って、全然関係ないモノをくれる時があるが、それはただのおまけだった。女はお客様へのプレゼントのつもりでサービスができるところがすごい。男もこんなところを修業しなければな・・・