「自分の能力を金に変える」これがビジネス・・・

博報堂スタイル」高橋宣行著より。
そのためには自分の売りものを持つことだった。それはイコール得意技を創ることでもあった。人とどこがどう違っているのかを確認することが最初のようだ。ここに自分を磨くステップというのが示されていた。
1、自分の棚卸し(振り返る、再認識する)。2、どんな強みがあるか・どんな好きがあるか。3、徹底して自分をほめ続け、探り出す。4、それを言語化し、さらに強める。5、それを核にし周辺の強みも集め、骨太で確固たる価値に磨いていく。
結局、短期間では自分の存在感=ブランドを築き上げることは難しそうだ。時間をかけ磨いたものこそ評価されるのだった。「人と違うことを考え、人と違うものを創る」という心構えが大切なようだ。
もし営業ならいなくてはないない存在になれるかどうかも大事なことでもあるだろう。誰でもすぐに替わりができるものなら、価値は低いとも思われる。

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好奇心というエネルギーで創造性を磨き続ける・・・
博報堂スタイル」高橋宣行著より。
この本を読み返してみると、いくつもの読み飛ばしてしまうにはもったいないような言葉、フレーズに出くわす。そして、メモをしてとっておきたいと思うものも多い。
その一つが上記のフレーズだった。創造するにはやはりかなりの好奇心というエネルギーがなければならないのだろう。まずはいろいろなものを知ろうとしなければ創造は始まらない。
知り得た情報をあれこれと組み合わせていくうちに新しい発想が生まれることも多い。まったく関係ない組み合わせが新しいアイデアにつながるとも言えそうだ。
基本的に創造性が豊かな人は、1、好奇心が強い。2すぐ熱中する。3、関心領域が広い。4、衝動的。5、攻撃的。6、言葉の使い方が巧妙。7、自信が強い・・・などの特徴があるようだ。
とうことは熱しやすく冷めやすいというのでは、いいものは期待できそうもないか・・・。単なる思いつきだけでは無理なようだな。好奇心を継続しながら幅広くじっくりと深く考えねば。

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ビジネス社会では、「想像力」がすべての行動に要求される・・・
博報堂スタイル」高橋宣行著より。
前日は創造力を磨きあげるということについて触れていた。しかし、創造力より大事なのは想像力のようだ。ここにその二つの説明があった。
想像力は夢みる力(イメージを描く)で、創造力は夢を実現する力(カタチに創る)だという。ビジネスマンにはどちらも車の両輪のように大事ことだった。
つまり「人と違うことを考え、人と違うものを創る」ことで初めて差別化され競争力がつくようだ。信頼され続けることで、ブランドになっていくのだった。
どれだけ夢にこだわれるだろうか。「こうしたい。こうなりたい」という思いがどれほど持てるかが前提になっていた。創造の前にまずは想像できるかどうかがポイントだった。

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「この先5年、これでいこう!」と言わせられる提案をしたい。
博報堂スタイル」高橋宣行著より。
これが書かれている第三章は「仕事とは」というテーマだった。広告を例に挙げていたが、そこではたまたまうまく当たったというような広告では悲しいという。
むしろ「この先5年、これでいこう!」と言われるくらいの提案を目指すべきだという。確かに今までロングランで成功している広告はすごいと思える。
それだけじっくりと時間をかけて、創りあげてきたからこそ力があるのだろう。表面的な言葉だけではまだまだ一部に過ぎない。継続するという信念も大事だった。
定番と言われる商品は、それなりにロングランの商品だとも言える。個人ならしっかりとした信頼される自分ブランドを創りあげるということになるのだろう。

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