お客様にもう1つ買ってもらうためには、新しく「感じてもらう」こと

「プラス1%の企画力」中谷彰宏著より。
お客様にもう1つ買ってもらうためには、新しく「感じてもらう」ことが必要・・・
筆者は企画とは「常に新商品を考えること」と述べていた。ここでの新商品とはモノでなくてもいいのだろう。サービスや方法も含まれるはずだ。
しかも、前からあったものでも、新しく感じることができたら、それは新商品とも言えるようだ。ということは、別に新しい商品ではなくても、新しい使用方法や効果を提案するというのも企画とも言えそうだ。
お金をかけなくてもできることはありそうだ。たとえば、サービスの仕方を変えるなども入る。レイアウトを変えてみれば、新鮮に感じたりもする。
つまりちょっとした工夫がモノを新鮮に感じさせてくれるということだろう。同じものでも、切り口を変えてみれば、新しい発想が思い浮かぶかもしれないな。

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企画で大切なことは、「撃ってから、狙う」感覚・・・
「プラス1%の企画力」中谷彰宏著より。

はじめから狙っているより、むしろ撃つことを先に考えるようにすべきだという。通常なら外すまいと、しっかり狙い撃ちを考える。
とりあえず、撃ってみればどれだけ外れるかがわかるという。確かに初めから当てなければと力んでしまうと難しい。むしろそれで外すとショックを受けるだろう。
むしろストレスがたまったり、疲れるものだ。もっとお気楽に「お試し」で撃ってみる気持ちが大事なようだ。そんな場合の「とりあえず」はいいのかもしれない。
「企画」と考えると重すぎる。ちょっとした工夫でいい場合が多そうだ。料理なら調味料を少し加えれば、味が引き立つ。それと似ている。企画は磨いていくものだった。

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高いと感じるのは、興味がないから。
「プラス1%の企画力」中谷彰宏著より。
タバコや酒にしても、本当に好きな人は値段よりも、自分の好みで買っていることが多そうだ。自分がうまいと思えば値段が高くても買ってしまうものだ。
逆に高いと感じるのは、食堂で食べたあとでまずかったと感じるときではないだろうか。失敗したと思っても、食べたあとではもう遅い。そんな時はたとえ数百円でも損した気になってしまう。
その人にとって必要のないもの(価値を感じられないもの)なら、高く感じられる。またどうしても必要なものなら、安く感じられることがある。
ファッション的なものは、そのモノに関心がなければ、たとえ値段を半分に下げたとしても買うことはない。一方、そのモノに強い関心があれば情報だけでも飛び付く人がいる。
つまりターゲット意外の人には無駄なものも多いとも言えそうだ。本も楽しめる人には安いと感じるものだ。本も読んでみて内容によっては、安いと感じたり、高いと感じたり・・・